第83話
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けられた2人にセルジュニアが嘲笑う。
「大丈夫か1号」
「何とかな…残りのエネルギーは?」
「80%程かな…」
「俺は70%を下回ったが…だが、これだけ残っていれば充分だ。奴らが何者かはどうでもいい…だが、奴らは悪だ」
「そうだな…笑っているあいつらに僕達の力を見せてやろう。」
ガンマ1号・2号は再びセルジュニアに闘いを挑む。
戦闘力が高いガンマ2号が前に出てガンマ1号が光線銃で2体のセルジュニアの動きを抑制しながらガンマ2号が殴り掛かり、少しずつだが確実にダメージを与えていた。
そしてピッコロはセルジュニア相手に防戦一方であり、焦っていた。
セルがこの地球におり、そして目の前には神の領域に至った化け物がいる。
悟林が2体も同時に相手をしているが、このままではパンが危険だ。
しかし、潜在能力を解放してもセルジュニアには及ばない。
ピッコロの放った連続エネルギー弾をセルジュニアは軽々と避けて真上を取ると両手で四角形を作り、天津飯の気功砲をピッコロに叩き込んだ。
「ぐわああああっ!!」
気の奔流をまともに喰らったピッコロが絶叫する。
「ピッコロさん!」
その姿に悟飯は慌てるがセルジュニアが立ち塞がって妨害する。
「く、くそっ!!」
悟飯が殴り掛かるが、セルジュニアは殴り掛かった悟飯の腕を足場にして強烈な回し蹴りをお見舞いする。
「遅いよー」
「う…くっそおっ!!」
すぐに起き上がって気を高めてセルジュニアにラッシュを繰り出すがセルジュニアは余裕の表情で悟飯の攻撃を捌いて逆に顎を蹴り上げてがら空きになった腹に飛び蹴りを叩き込んだ。
セルジュニアはパンに近付くと髪を引っ張る。
「痛っ!!痛いっ!!」
「止めろーーーっ!!」
愛娘を傷付けているセルジュニアに激怒して飛び掛かる悟飯だが、その怒りも力の差を埋める程ではない。
セルジュニアは小さい姿をしているが恐ろしく強く、パワーもスピードも力の大会で共闘した時のセル並みだった。
「楽しんでもらっているようで何よりだ」
「セル!?」
セルジュニアに吹き飛ばされた悟飯の後ろにはセルが佇んでいた。
「どうした孫悟飯?あの時と同じように貴様の真価を発揮したらどうだ?見ろ、孫悟林はともかくパワーアップしたこの時代のトランクスと貴様の弟でやっと互角の闘いだ。そしてピッコロは手も足も出ずに殺されるだけだな」
「くっ!!」
「そして貴様の大事な娘もだ」
「っ!!」
ハッとなってセルジュニアの方を見るとパンがセルジュニアに殴られて動かなくなっていた。
「き、貴様ーーーっ!!」
怒りに任せてセルジュニアを殴り飛ばし、全力の魔閃光
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