第83話
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戦的な笑みを浮かべる。
「いかん!悟天!トランクス!悟飯とパンを援護しろ!!」
ここでピッコロは自分の考えがパンを危険に曝したことを後悔する。
あの人造人間達以外はパンでも何とかなると思って悟飯の覚醒を促そうと思っていたが、完全に失敗だった。
トランクスと悟天が2人の元に向かう前にセルジュニア達が立ち塞がる。
「くそおっ!退けぇ!!」
「悟天!フルパワーで行くぞ!!」
トランクスと悟天はフルパワーでセルジュニアに突撃し、そして悟飯の前にもセルジュニアが立ち塞がった。
悟林、トランクス、ピッコロ、悟天の援護は望めそうにない。
悟飯はフルパワーを発揮してセルジュニアを睨んだ。
「パパ…」
「大丈夫だよパン…ここはパパが何とかするから」
自分に言い聞かせるように悟飯は娘を守るためにセルジュニアに突撃した。
セルジュニア達の乱入により、闘いは混沌を極めていた。
見た目とは裏腹に恐ろしい強さを誇るセルジュニア達は完璧なまでの連携でトランクスと悟天を追い詰めていく。
「くっ!こいつ!小さい癖に何て強さだ!」
「お前は最近デートに夢中で修行をサボってるからだろ!!」
実は最近の悟天は親友と姉の交際に感化されて女の子とのデートで修行の質が落ちていたので同じドラゴンボールで強化された超サイヤ人2でありながらある程度互角の打ち合いをするトランクスに対して悟天は若干押されていた。
しかも女の子への接し方などのコーチはヤムチャだったりして悟林の頭を悟飯とは別の意味で悩ませている。
「仕方ないじゃん!もう男のサイヤ人で独り身なのは僕だけなんだしさ!」
「お前…」
切実そうな悟天を哀れむように見つめるトランクス。
そんなトランクスを蹴り飛ばそうとするセルジュニアだが、何とか気付いて両腕を交差して防御した。
「っ…馬鹿な話をしてる場合じゃないな!行くぞ悟天!」
「OK!!」
話を中断して2人は何とかセルジュニアを倒そうとする。
悟林はセルジュニアを2体同時に相手にしながらも余裕の表情を浮かべながら楽しそうに笑っていた。
「ふーん、流石はチビのセル…思ってたより大分強いじゃない」
セルとの闘いの準備運動相手には申し分ない。
ガンマ1号と2号も突然現れたセルジュニアに困惑しながら必死に迎撃する。
しかし、元々恐ろしく強い神の領域に到達し、進化したセルから誕生した個体であるセルジュニアは容易く2人の背後を取った。
「馬ー鹿」
「こっちだよーん」
「「なっ!?」」
振り返った直後にセルジュニア2体の蹴りが炸裂し、ガンマ1号・2号は基地に叩き付けられる。
「「キキキキッ!!」」
叩き付
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