第83話
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悟林の拳をギリギリでかわしてもすぐに肘打ちに切り替えられて頬にめり込んで吹き飛ばされる。
更に組んだ拳を叩き付けられて地面に激突したガンマ1号に無慈悲な一撃を放とうとする。
「避けられるもんなら避けてみなよ。スーパーヒーローさん、ただし避けたらこの辺り一帯は消し飛ぶだろうけどね」
「なっ!?」
ギャリック砲の構えを取り、両手に先程よりも高密度の気を凝縮し、気功波を放とうとする。
「喰らえっ!!超ギャリック砲っ!!」
最大出力で放たれた極大の気功波が地上のガンマ1号に迫る。
「くっ!フィールドオープン!!」
ガンマ1号はバリヤーを展開して超ギャリック砲を受け止め、その余波により敵味方も吹き飛びそうになるが何とか堪える。
煙が晴れるとコスチュームがボロボロになりながらも立っているガンマ1号が悟林を睨みながら見上げていた。
「へえ、流石に頑丈だね。じゃあ、もっとパワーを上げてくよ…簡単に壊れないでよね」
地上に降りるとガンマ1号に殴り掛かる悟林だったが、地中から飛び出してきた謎の物体に顎を蹴り上げられて吹き飛ばされてしまう。
「!?」
「痛〜っ…舌噛んだ…」
ガンマ1号が驚き、悟林が涙目になりながら前を見るとセルのミニチュアのような生物が悟林を指差しながら笑っていた。
「っ!?何だあのセルに似たチビは…」
ピッコロもセルに似た生物に驚きが隠せない。
すると地中から次々とセルに似た生物が飛び出してきた。
「うげえっ!気持ち悪い!やだあれっ!!」
「セルに似ているな…」
悟天が引きながら見下ろしているとトランクスもあの生物が力の大会で共闘したセルに似ていることに気付いた。
「セル…?セルマックスの簡易量産型か…?」
ガンマ2号がヘドの方を見るとヘドの方も困惑しているようだ。
そんな様子を離れて見ていたセルは不吉な笑みを浮かべる。
「これだけではつまらんからな。もっと素晴らしくスリルに満ちた一時を提供してやろう。行け、セルジュニア達よ!派手に暴れろ、何なら殺しても構わんぞ」
地中から出てきた10体のセルジュニア達は蒼い炎のようなオーラを纒い、顔の模様と瞳の色が蒼に変わる。
「っ!?あれは…ブルーセル!?」
力の大会で見たセルが到達した超サイヤ人ブルーとゴールデンフリーザに匹敵する姿。
その姿に至れる敵が10体。
「キキ…キャーーーーッ!!」
奇声を上げたセルジュニアが飛び出し、他のセルジュニアも悟林達やガンマ1号・2号達に襲い掛かる。
「へえ、面白くなってきたじゃない。こう言うサプライズは大歓迎だよセル」
セルジュニア達をけしかけてきた存在に気付いた悟林は楽しい一時になりそうだと好
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