第83話
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マ2号。
その隙にがら空きとなった腹に連続で拳を叩き込み、最後に蹴り飛ばすとかめはめ波の体勢を取る。
「かめはめ波ーーーっ!!」
放たれた気功波がガンマ2号に直撃する。
「やったー!流石トランクス君!伊達に姉ちゃんの修行相手をさせられてないね!」
「お前はもっと厳しくしてもらえるように頼んどくよ」
勝利を確信した悟天がトランクスを褒めるが、煙が晴れるとコスチュームが多少破けており、多少ダメージを受けているガンマ2号の姿が現れた。
「くっ、良くもコスチュームを…」
「流石だな、本気で撃ったかめはめ波を耐えるなんて…お前程の奴がどうしてレッドリボン軍なんかに従ってるんだ?悟林さんから聞いたけどレッドリボン軍は地球最悪の軍隊じゃないか」
ガンマ2号からは悪人らしさを感じない。
寧ろ善寄りの存在だと薄々気付いていた。
「レッドリボン軍の目的は地球の悪人を倒して平和な世界を創ることだ」
「…そのためなら子供のパンちゃんまで巻き込んで誘拐するのか?」
「痛いとこ突くなぁ…僕だってそんなアイデアは認めてないさ」
「悪いけど、俺達もお前達の勝手な都合で殺されるわけにはいかない。全力で抵抗させてもらうぞ…悟天!お前も見てないで手伝え!!」
離れて傍観していた悟天を叱咤してガンマ2号に向かっていく。
そしてピッコロはガンマ1号と闘っていたが、アップデートしたガンマ1号には潜在能力を解放しても敵わず、一方的にやられていた。
「くっ!まさかここまでとはな…」
「流石はドクターだ。以前とは比べ物にならない程のパワーだ」
「交代だよピッコロさん。」
周りの邪魔者をぶっ飛ばしてきた悟林が笑みを浮かべて神の気を纏った。
「…っ!」
以前闘った時とは比較にならない程の威圧感にガンマ1号の表情が険しくなる。
「さあて、楽しい闘いを始めようじゃない」
究極神化を果たした悟林はガンマ1号に殴り掛かり、ガンマ1号は何とかその拳を腕で受け止めるが、あまりの威力に腕が痺れる。
「あの時はまるで本気を出していなかったようだな!」
ガンマ1号は蹴りを繰り出すが、悟林はそれをかわして距離を取ると構えを取る。
「ギャリック砲!!」
「チィッ!!」
ガンマ1号が光線銃を構えてビームを発射する。
気功波とビームが激突するが、ガンマ1号の表情は険しい。
「やっぱりこんな程度だろうね。はあああっ!!」
更に気を高めるとギャリック砲がビームを押し返し、ガンマ1号はビームを切るとそれをかわすが、既に悟林は距離を詰めていた。
「アップデートしても…敵わないと言うのか…!?」
ガンマ1号の学習能力がまるで追い付かない。
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