第83話
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放してガンマ1号を迎え撃つ。
体が黄色に染まったピッコロは自身と同化したネイルと神の存在を感じながらガンマ1号に殴り掛かるが、ガンマ1号はそれを受け流して回し蹴りをピッコロの頬に叩き込む。
「ぐっ!?」
「…予想を遥かに上回るパワーを持っているようだが、孫悟林に敗北した後、私はドクターからアップデートされた。今の私は2号とも互角に闘えるレベルとなった。」
「なるほどな、だが勝負はこれからだ」
ピッコロは口許の血を拭うと再びガンマ1号に向かっていった。
「パーンっ!!」
悟飯が全速力でパンの元に向かうとパンは父親が来てくれたことに大喜びで駆け寄った。
「パパっ!」
駆け寄ってきた娘を強く抱き締める悟飯。
「遅くなってごめんよパン」
「うん…ありがとうパパ…仕事があるから来ないかなって思っちゃった」
その言葉に悟飯は思わず顔を顰める。
自分は娘の危機にも仕事を優先すると思われていたことに…これでは姉や師に怒られるのは当然かと思う。
「パン、帰ったら一緒に遊ぼう」
仕事は確かに大切だが、家族もまた大切だ。
ちゃんと家族との時間を作ろうと決意した悟飯であった。
そしてトランクスと悟天と闘っているガンマ2号は軽い性格とは裏腹に恐ろしい程の強さを誇っていた。
トランクスの気を乗せた剣を片手で受け止め、悟天のラッシュも捌いている。
「へえ、ピッコロ大魔王よりずっと強いじゃないか。流石は悪の秘密組織のボスの息子と仲間かな?」
「さっきから悪の秘密組織って何のことだ!?」
トランクスが剣を巧みに振るいながらガンマ2号に尋ねた。
「何って、お前達は地球を乗っ取ろうとしている悪人だろう」
「「はあ!?」」
ガンマ2号の言葉に2人は愕然となる。
寧ろ地球の害になりそうな敵に対して自分達は地球を守っている側なのだ。
「ちょ、ちょっと待ってよ!僕達は別に地球を乗っ取ろうなんてしないよ!」
「言い訳は見苦しいぞ!」
取り敢えず話し合いをしようとした悟天を蹴り飛ばすガンマ2号。
「悟天!…話を聞く気は無いようだな…」
「言い訳は聞かないぞ」
「良いだろう、だったら俺も容赦はしない。これから見せるのが本当の力だ!はあああ…!!」
気を高めると逆立った髪が更に逆立ち、オーラには金色のスパークが混じる。
「……本当の力と言いながら大して変わってないじゃないか」
「どうかな?」
ガンマ2号の言葉に超サイヤ人2に変身したトランクスは不敵に笑う。
その顔は正に父親のベジータに似ていた。
次の瞬間、ガンマ2号の顔面にトランクスの拳が突き刺さる。
「ぐっ!?」
よろめいたガン
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