第82話
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「チッ、ドラゴンボールで強くなるとは…だが、あいつらがそれくらいしなければならないくらいに厄介な敵が地球にいると言うことか…」
ドラゴンボールで強くなると言うのはサイヤ人的には好ましい方法ではないのだろうが、あのピッコロがここまでしなければならないと感じるくらいには地球がヤバいと言うことなのだろう。
「どうします?一度地球に戻られますか?」
「…いや、オラ達はまだここで修行する。まだこのまんまで身勝手が使えてねえ…半端な状態で放り出すわけにはいかねえよ。それに地球には悟林がいるし…ピッコロ達も強くなったんだろ?なら良い機会だ。今、地球にいる奴らに何とかしてもらう。何時かオラ達がいなくなっても大丈夫なように」
悟空は通常時でも身勝手の極意を使えるようになるために修行の再開を望む。
これからの地球の未来のために若者達の力を悟空は信じてみた。
「心配要らん、俺の息子も強くなったのなら問題はないだろう。いや、トランクスだけで充分だろう」
ドラゴンボールでパワーアップは引っ掛かるものの、強くなった息子をベジータも信じてみることにしたようだ。
「分かりました。では修行を再開しましょう」
2人の意見を聞いたウイスは早速修行の再開を促した。
一方のピッコロはレッドリボン軍の基地に再潜入し、ボスのマゼンタとヘド、そしてカーマインの会話を聞いており、パンを誘拐することになっていた。
最初は悟空かベジータがターゲットになりそうになっていたが、悟空とベジータはビルスの星で修行中のために行方が分からない。
そしてガンマ1号を返り討ちにした悟林はセルマックスが完成するまでは手出しはしないことになっており、狙いは悟飯、トランクス、悟天の3人に絞られたのだが、トランクスはボス(そういうことになっている)のブルマの息子であり、悟天も悟林の弟と言うことで後回しにされ、消去法でまだ幼稚園に通うパンを誘拐して悟飯を基地に誘き寄せることになったのだ。
ピッコロはパンの元に向かう前に不慣れな手付きでスマホでメールを打ち、悟林に作戦を伝えた。
「ふーん、パンちゃんを誘拐する振りをして悟飯をその気にさせる作戦のようだね。」
「えー!?パンちゃん巻き込んじゃうの!?」
「い、意外だな。ピッコロさん、パンちゃんのこと可愛がってたのに」
悟天がまさかピッコロがパンを巻き込むことに驚愕し、トランクスも表情には出さずともパンを可愛がっているピッコロがそんなことをするのは驚いたようだ。
「まあ、私もパンちゃんに甘いピッコロさんがそんな作戦をするのには驚いたけど」
「でも、悟飯さん。来るかな?」
「パンちゃんの危機にも呑気に仕事してるようなら人造人間に代わって私が殺してやる。ギャリック砲か魔貫
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