第九話 聖バルテルミーの虐殺その八
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。それでね」
「それで?」
「今暇かしら」
何気なくだ。雪子は十字を誘ってきた。
「どうなの、今は」
「部活だよ、今は」
そうなっているとだ。十字は静かに答えた。
「だから暇じゃないよ」
「そうなの。折角一緒に遊ぼうかって思ったけれど」
「悪いね。ただね」
「ただ?」
「君は確か料理部だったよね」
「うん、そうだよ」
その通りだとだ。雪子は屈託のない笑顔のままで十字に答える。
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