第81話
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程度か…」
「勝手に殺すんじゃないよ」
トランクスを庇いながら金色のオーラで煙を吹き飛ばし、超サイヤ人に変身した悟林が上空で銃を向けている存在を見上げた。
「咄嗟にバリアを張り、直撃を防いだか」
組手の邪魔をした不届き者は胸に“1”の文字が染め抜かれた年代物の軍服のようなスーツと背中の赤いマント。
そして鶏冠のようなヘルメットをかぶっているのが特徴である。
特に肩口のワッペンには見覚えのあるマークがある。
「そのマークはレッドリボン軍の…なるほど、人造人間ね…まだ残っていたのか…しぶとい」
「やはり気付くか」
「人がせっかく楽しんでいたのを邪魔してくれて…レッドリボン軍は本当に人を苛つかせるのが上手な軍隊だよね…お父さんに滅ばされた負け犬軍隊の人造人間。お前を送り出した場所と人物はどこかな?」
「それを聞いてどうする?」
「簡単だよ。二度とふざけた真似が出来ないように残った施設もお前を造った奴も吹き飛ばしてやるのさ」
人造人間を造るような存在なのだ。
ろくでもない人間に違いない。
それこそドクター・ゲロのような。
「やはり情報通りだ。お前のような悪は倒さねばならない」
「倒すねぇ…やってみなよガラクタ君」
人造人間は銃を向けるとビームを発射し、悟林は体を大きく捻り、独特な手の組み方で気を溜めるとビームを迎え撃とうとする。
「あれは…父さんのギャリック砲だ!!」
父親であるベジータの技の1つであるギャリック砲の構えであることに気付いたトランクスは目を見開いた。
「喰らえ!ギャリック砲ーーーっ!!」
ビームと気功波が激突し、周囲を吹き飛ばす。
しかし、徐々に悟林のギャリック砲が押し返されていく。
「へえ、少しはやるね。少しだけ本気を出しても良さそう」
潜在能力を解放し、究極化を果たすと一気にギャリック砲でビームを押し返す。
「なっ!?」
あっさりと押し返されたビームに驚愕する人造人間。
ビームを粉砕して迫る気功波を人造人間が避けると先程の仕返しとばかりに悟林は上空から無数の気弾を放つ。
人造人間はそれをギリギリでかわしながら銃を構えて悟林を狙う。
しかし、銃を向けられていることに気付いていた悟林は再びギャリック砲を放った。
最大出力のビームと気功波が再び激突する。
「ぐっ!?何と言う…パワー…!!」
しかし、究極化を果たしている悟林のギャリック砲は人造人間のビームを押している。
「お前をバラバラにしてメモリかなんかを取り出したらブルマさんに調べてもらってすぐにお前達のアジトを見つけて全部吹き飛ばしてあげるよ。だから安心して消し飛べ!!」
「や、やはりカプセルコー
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