第81話
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だが、嫌な感じは全くしないが。
「さあ、行こうか」
「そうだね、行こう悟林さん」
早速遊園地に行き、初めての遊園地を目にした悟林。
「へえ、色んな乗り物があるんだねえ…」
「うーん、悟林さんならジェットコースターとかどうだろう?」
「じゃあ、早速乗ってみようか」
トランクスと共にジェットコースターに乗り込んだ悟林だったが、後に後悔する羽目になる。
ジェットコースターの速度が半端(勿論悟林にとって)過ぎて急激な変化もあり、酔ってしまうことになるのであった。
「うう…」
「だ、大丈夫?悟林さん?」
「ごめん…私はどうやらジェットコースター駄目みたい…」
「あんなに速く飛んでるのに…?」
「寧ろ速いから酔わないんだよ…中途半端なスピードの動きの変化は…無理…」
そう言えば悟空もタイムマシンに酔っていたし、何らかの乗り物に酔うのは悟空の遺伝なのかもしれない。
取り敢えず来て早々にダウンしてしまった悟林にジュースを渡した。
「ごめん…」
飲み物もオレンジジュースなのでこういう気配りは本当にありがたい。
「俺の方こそごめん、まさかこんなことになるなんて…」
「いやいや…私の方こそごめん…」
「次はもっと大人しい乗り物にして、その次は買い物にしようか」
「ありがとう…」
意外な弱点が判明した悟林。
回復を待って取り敢えず大人しそうな乗り物…メリーゴーランドや観覧車辺りか…観覧車は最後に乗るとして。
「空中ブランコやコーヒーカップとかなら大丈夫かな…?取り敢えず悟林さん、乗ってみて駄目だったらすぐに教えてよ?」
「はーい」
取り敢えず絶叫系の乗り物は抜きにして様々な乗り物に乗っていき、そして買い物をすることに。
「遊園地って結構色々あるんだね」
大量のお菓子や食べ物を購入していると、ぬいぐるみが視界に入った。
「ぬいぐるみ?」
「うん、この黒猫。目付きがベジータさんみたいじゃない?」
「はは、確かに」
この目付きの悪い猫のぬいぐるみは何故か女性人気が高く、まるで自分の父親のベジータのような目付きに思わず笑ってしまう。
恐らくビルスの星にいるベジータは今頃くしゃみをしているかもしれない。
「可愛い」
「欲しいの?」
「うーん、あんまり私は家にいないし、あっても意味ないんじゃないかな?確かに可愛いけどさ」
「(そう言えば悟林さんの部屋って悟飯さんと悟天の部屋と比べても殺風景だったよな)」
前に見た時、あまりにも物がない…強いて言えば道着の材料や本が何冊かあるだけだった気がする。
元々セルとの闘い以降は生き返る予定はなかったし、部屋は農作業や修行の終
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