第三十五話 合コンに着る服その九
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「胸だけでなくね」
「お尻もなのね」
「出てるでしょ」
「そうしたシーンに」
「だからね」
「あんたはお尻になの」
「最近関心がいっててね」
それでというのだ。
「いい形のね」
「奇麗なお尻になのね」
「なりたいって思ってるの」
「そうなのね」
「お尻も大事なのね」
一華は二人の会話を聞いて自分の後ろまさにその場所を見て話した。
「そうなのね」
「前にもこんなお話したわね」
富美子も言ってきた。
「胸だけじゃないって」
「その時お尻のお話もしたわね」
「それで脚もってね」
「そうだったわね」
「もっと言えば腋に首筋に」
身体のそうした場所もというのだ。
「見られるわよ」
「男の子から」
「つまりもう身体の全部がね」
「見られるのね」
「そうよ、だから身体にいい部分があれば」
「そこを見せればいいのね」
「それぞれのね」
「そういうことなのね」
「それでね」
富美子は一華にさらに話した。
「あんた最近小柄なこと言われるけれど」
「それでもなの」
「その背もね」
小柄なこともというのだ。
「見られるから」
「見せればいいの」
「小柄好きって人も多いから」
「それ私わからないけれど」
「けれど声優さんなんか小柄な人多いでしょ」
「一五五ない人多いわね」
実際にとだ、一華も答えた。
「中には一四五ない人も多いわ」
「あんたより十センチは低いじゃない」
「そんな人もおられるわ」
「けれどそうした人でも人気出るでしょ」
「ええ」
その通りだとだ、一華は富美子に答えた。
「実際にね」
「外見、背もわかってでしょ」
「そうよ」
「若し小柄なのが駄目だったらね」
「そうした人人気出ないわね」
「そう、けれど人気が出るのは」
その理由はというのだ。
「小柄な人も好きって人がね」
「いるからなのね」
それでというのだ。
「本当にね」
「それじゃあ私も」
「小柄ならね」
「それを見せればいいのね」
「やっとわかったわ、好みはね」
人のそれはというのだ。
「それぞれでね」
「胸が大きい、背が高いだけじゃないのね」
「その他のことでもね」
「見られて」
「それで好かれてね」
「人気も出るのね」
「そうよ、人の魅力はそれぞれでね」
そうしてというのだ。
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