R4話 Birth【誕生】
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その襲来を交わしていく。そして最後にかかってきたトルーパーの腕を掴んで、地面に打ち付ける。
「ポゥ!」
「舐め上がって…全員で抑えるぞ!!」
しかし今度は一斉に飛びかかってくるライオトルーパーたち……しかしゲンムは地面に打ち付けた1人の体を5人に放ち、ボーリングのように転かしてしまう。
「ブハハハハァッ!これが神のォ才能だぁぁぁ!!」
「ぐっ……」
テンションが普段の振る舞いからは想像だにできない。そのテンションがまさに、ゾンビよりも予測不可能な動きを可能にしているのかもしれない。
さすがは天才プレジデントか…
「さぁ、もはやキミたちは用済みだ……」
【MIGHTY CRITICAL STRIKE!】
6人にそれぞれにキックをお見舞いする。たまらずライオトルーパーたちは爆発四散する……跡形もなく。
「機密保持のために敗北後は強制死亡か……少しペナルティが重すぎる気もするが???」
バン!
銃声が鳴り響く。
特殊な銃弾がゲンムの眉間を掠める????正確には、掠めるように避けたと言ったところか。
当然、ゲンムは発射位置の方を向く。
「あ…?」
「貴様…何者だ!?」
撃ってきた人物…もといコウモリのような複眼をしたライダーがベルト兼用の銃を構えて、ゲンムに警戒している。
得体の知れぬ者に正体を明かすわけにはいかないので、ゲンムは自分の声にエコーをつけて、身バレを防ぐ。
「何者かと人に聞く前に…自分から名乗るべきじゃないか?」
「いいだろう。俺は仮面ライダーライブ。特務機関ヘラクレスの高等部にて選ばれた仮面ライダーだ!!」
「ヘラクレスか……」
「改めて問う。貴様は何者だ!!」
「私は???仮面ライダーゲンム。」
「じゃあ変身を解除しろ。悪意がないのであれば……!」
「????断る。」
「!!!」
【チュ・ドーン!】
ガシャコンバグヴァイザーのビームガンによる不意をついた攻撃で、仮面ライダーライブの視界を曇らせ、ゲンムは撤退に成功する。
「チッ……逃したか???」
残されたライブは悔しくも変身を解除する。
するとちょうど良く、プライベート用の電話が鳴る。
「はいもしもし?」
『あ、もしもし「はる」?おばあちゃんがネギと卵と豚肉買ってきてって言ってるんだけど頼める?』
「姉ちゃん……俺一応仮公務員なんだけど?」
『まぁまぁ。この電話に出られるってことは暇になったんでしょ?ほら買った買った♪』
「ばぁちゃん怒ると怖いからなぁ……仕方ない。」
「はる」と呼ばれた彼は一体……?
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