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まともに相手にしてもらえなくて・・ おまけにブスといわれて
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も黙ってないぞー」と、思いっきり眼を見開いて顔を寄せていった。

「ウワー なんだー 寄るなよー 気持ち悪い いや 俺等もそんな気持ちじゃぁないんだ 十和子があんまり 冷たくするんで なんとかって・・可愛いじゃん 十和子」

「バッカじゃぁない 友達になりたいんだったら 直に言えば 十和姉ちゃんだって・・ ねぇ」

「う うん べつに 友達だったら いいよ」と、十和姉ちゃんも 唖然としてたみたい。

「お前 名前 なんて言うんだ」と、その男の子が

「瀬戸内サダ よろしくね」と、微笑んだつもりだったけど・・・私は、思わず茜さんから預かった指輪をはめていたのだ。

「お前がブスサダかー あんまり、調子にのるなよー お前なんてなー」と、ひとりの男の子が私に向かってきたら、その時

「止めとけってー こいつは ややこしいからー」と、別の男の子が止めに入っていた。

「なんでよー こんな女なんかー」

「いいからー あの指輪見てみろー 訳ありだぞー あとで、ヤバイことになるぞ」と、ごちゃごちゃ言いながら、男の子達は両手を抱えながら恐ろしいものを見たように、消えて行った。

 気が付くと、ウチ等のグループの仲間が周りに集まってきていた。私は、自分でも恐ろしいことをしているような感じで、自己嫌悪に陥っていた。
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