第六十六話 感染症の怖さその八
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「警棒とか用意するのも大事だけれどね」
「自分を自分で守って」
「それと共にね」
「警察ね」
「そうよ、まあタレントさんでヤクザ屋さんに助けてもらうこともあるって言った人いるけれど」
「ないでしょ」
咲は愛の今の言葉に眉を瞬時に顰めさせて疑問の言葉を述べた。
「それは」
「ないわよ」
愛も即座に返した。
「あったらおかしいから」
「そうよね」
「そこで普通の人はね」
「警察よね」
「ヤクザ屋さんに助けてもらうとかね」
それこそというのだ。
「ずれてるから」
「もうその時点でね」
「だから普通はね」
あくまで、というのだ。
「警察よ」
「一般市民なら」
「頼るのはね。あと弁護士さんとかよ」
「法律に強い人ね」
「親兄弟身内に友達」
「近くの人達ね」
「そうよ、ただ咄嗟は」
今話している様な事態ではというのだ。
「通報よ」
「それでオッケーね」
「変なキャッチセールスも犯罪になるから」
だからだというのだ。
「警察はね」
「頼りになるのね」
「そこはよく覚えていてね」
「そうするわね」
「あと法律を知っておいたら」
咲はこうも話した。
「それも武器になるのよ」
「日本は法治国家だから」
「だからよ」
その為にというのだ。
「変な人がどうとか言ってきても」
「法律を知っていたら」
「即座に法律出してね」
「追い返せるのね」
「だからいいのよ」
武器になるというのだ。
「世の中法律やルールを全く理解出来ない人もいるけれどね」
「それじゃあ生きていけないわよね」
「もうそんな人はそれでアウトよ」
法律やルールを理解出来ないと、というのだ。
「とんでもない間違いやらかすか騙されてね」
「そうしてなのね」
「破滅するからね」
「そうしたことは知るべきね」
「法律を出して言ったら」
それでというのだ。
「詭弁も屁理屈も追い返せるから」
「知っておくことね」
「逆にそれ知らないというか全く理解出来ないで」
今言っている輩の話をさらにした。
「暴走する様だともう近寄ったら駄目よ」
「そうした人とは」
「どうしようもないから」
「破滅するだけだから」
「そんな人に限って責任自覚しないしね」
「何をしても」
「そんなものだから」
それ故にというのだ。
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