231 共闘戦線を張る
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「どうやら煮雪あり君達の到着が間に合ったみたいだ」
「よかった、かよ子・・・」
「あり、何とかするんよ」
まき子と奈美子は娘達の健闘を祈る。
かよ子達藤木救出班は杖の所有者の救出に向かう者達と合流した事でその面々と共に共闘する事になった。濃藤や立家、鎌山、項羽に虞美人はロベスピエールの方を、北勢田、悠一、シャクシャインや阿弖流為、母禮はダントンを相手に、そしてありや奏子、鈴音やみゆきはマラーや佐々木との戦いに加勢する。奏子はそれぞれを羽衣から降ろし、あり達と共にかよ子の元へ急いだ。
「幾人来たって無駄だ!」
「どうかしら?」
鈴音が錫杖を振る。冷凍攻撃でマラーを凍らせる。
「くそ、寒い・・・、動けん!!」
「マラー!くそ、神よ!」
佐々木は上空に銃を打ち上げた。巨大なマリアが出現する。
「あれは・・・、クリスマス・イブに見た!」
かよ子はあの聖母マリアを思い出した。クリスマス・イブの日にさりの護符を守る為に名古屋で赤軍と激しい戦いをした時に岡本公三という男が出した聖母マリアだった。
「エク・カムイ!!」
ありが唱える。アイヌの神のうち、風を司るレラカムイ、雷を司るカンナカムイ、そして大地を司るシラムパカムイが現れた。
「神を使うなら私が行くわよ」
神同士の戦いが始まる。
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