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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
始まりの章-世界は終わった、しかし物語はここから始まる-
日本鯖はみんなドスケベらしいぜ!!!というわけで魔力供給しようぜ!!!!!
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ケダモノになるすごいやつ。まぁクソ雑魚メンタルのまーちゃんならイチコロだよって話。」
最後のは余計だろ。
「まぁこれで依頼は達成だよね。ほら見てよ隣、巴ちゃんすっかり
危険
(
デンジャラス
)
な
獣
(
ビースト
)
でしょ?」
そう言われ、ゆっくり隣の方を向いてみれば
「待ってくれ巴さん…ちょっと、ほんとに…ッ!」
「いいえ暮馬さん、巴は決めました。決めたのです。」
そういって巴御前は持ち前の馬鹿力でもって暮馬のジーパンをパンツごと引き裂いた。
ジーパン引き裂くってやべーな。
いやそれよりズボン裂いたら帰りどうすんだよ。
「ご存知ですか、暮馬さん。」
「なにを…?」
「私達サーヴァントというものは…特に日本由来の英霊達は皆ドスケベなのです。」
知らなかったそんなの…。
「かの有名な織田信長や沖田総司も。絵師として有名な葛飾北斎も。紫式部や清少納言のような平安の作家まで、皆全てがドスケベなのです。」
「…。」
「何が言いたいか、お分かりですか?」
サーヴァントはドスケベ。日本ならなおさら。
とすると、自分もまたそうである。
巴御前はそう言いたいのだろう。
「この胸の内に滾る欲望はなんなのか、暮馬さんに召喚されてから燻り続けていたこの思いはなんなのか、それがやっと分かりました。」
おのが胸に手を当て、とっても真面目な表情で巴御前は答える。
「私は…あなたと魔力供給がしたいのです…!」
と、自分の思いを隠すことなくはっきりと伝えた彼女。
驚くような顔をしていた暮馬だが、次第に状況を飲み込むと、彼女の肩に優しく手を置いた。
「そう…なんだな。俺、巴さんのことよく分かってなかったみたいだ。」
「…?」
「そういうの、嫌いかと思ってさ。でも巴さんがしたいって言うんなら、俺はそれに答える。それに『据え膳食わぬは男の恥』って言うだろ?ここまでしてくれて断るのは、男として情けないしな。」
「暮馬さん…!」
と、分かり合い、そのまま引き寄せて熱いキスを交わすのであった。
「いやーめでたしめでたしだね。」
「めでたくはねぇーんだよてめぇこの野郎!!!!!!」
しかし綺麗に締めくくろうとしても無駄だ。
どんな屈強な男ですらたちまちケダモノになるらしい効能が含まれたお香で満たされたこの空間、
とうに俺は、理性が吹っ飛んでいた。
「まーちゃん!!!???」
「なーに綺麗に終わらそうとしてんだテメェ!!俺関係ないじゃん!!俺必要なかったじゃん!!なーに巻き込んでんだ!!ただ単にてめぇがえっちしたかっただけじゃねーのかえぇ!?」
そう詰め寄るとおっきーは目を泳がせつつ、こう言った。
「あーバレちゃったかー…。」
「うるせぇ!!!!やっぱそうじゃね
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