幼年期編
第1章
5歳児!御坂美琴
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っぱり世界との契約だろう。
あと逆行してきてからとても体が軽いのも気になるがこれは公園で確認しようと思う。
私の目的であった上条当麻にもう一度会う。これを実現するには少なくとも学園都市に入るのが最低条件、要は最低でも約1年は待たないといけないだろうということで今は待つしかない、といった感じだろうか。
「あとは、能力に関してか…」
正直に言って私は学園都市でLEVEL5として振舞うつもりはない。
AIM拡散力場の完全制御、これを行える私ならば誰にも見破られることなく能力を落として見せることは可能だ、
もちろんこれには理由がある、私がLEVEL5にならないことで、わたしの妹達、あの子達をあんな悲劇に合わせなくてすむかもしれない。
もちろんあの子達が生まれてきたのが悲劇だと言うつもりはない、死んでしまった1万人にの子達のことを忘れるつもりはない、あれはきっと私の罪でもあるのだ。
だが防げる悲劇があるのなら私はそれを防ぎたいと思う、だからわたしはLEVEL5にはならないと決めている。
「公園に着く前に考えまとまっちゃったわね…」
そこまで考えてところでちょうど公園についたのだが目的だった考え事も終わって、ぶっちゃけやることがない。
(すこし休んでいこうかしらね)
美琴はそう考えると公園内のベンチへと向かって歩き出す。
公園に来てベンチに真っ直ぐに向かう5歳児、だいぶ異様な光景なような気もするが美琴はそこまで気を回していなかった。もし誰かがそこにいれば違和感を覚えたかもしれないが幸いにもそこには美琴を見ているものはだれもいなかったのである。
そしてその公園で美琴は予期せぬ再開をすることになる。
俺が美琴と最初にあったのは7歳の時だった。俺はその時まだ学園都市の外の学校に通ってて“疫病神”なんて呼ばれていた。
出会ったのは人気の全くない公園。それは彼女にとってはありふれたものだったのかもしれない。けれど俺にとっては特別。それが俺にとっての御坂美琴との出会いだった。
「ねぇ、アンタどうしたの?」
「……」
このひおれはかあさんやとうさんにだまってがっこうをやすんでいえからすこしはなれたこうえんにいた。
がっこうにはいきたくなかったから。
「ねぇ、アンタ?」
「……」
だからきょうはずっと、このこうえんにいた。ちなみにごはんもたべてないからおなかがへった、ふこうだ。いやこれはじごーじとくというやつなのか、いみはしらんが。
「ねぇ、だからアンタ!」
「……」
がっこうのみんなはおれのことをむしす
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