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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第10章 アルバレス帝国編
第50話 奇しき赫耀
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アイリーンのユニバースワンにより、ほぼ全ての魔導士がマグノリアの街に集結を果たしたことで、皆は困惑していた。
「赤い光に包まれたかと思ったら…」
「どうしてマグノリアに?」
カグラとウルティアが辺りを見回しながら口を開く。そこには、ほぼすべてのフェアリーテイルの魔導士に加えて、よく見知った他ギルドの魔導士の姿も見て取れた。
マグノリアの街には、遥か遠方に飛ばされたアレンと、アイリーンの戦闘を行っているエルザ、ジェラール、ウェンディと行方の分からないナツ、ルーシィ、グレイ、ハッピー、ミラ、エルフマン、リサーナ以外の全てのフェアリーテイルの魔導士に加え、ミネルバ、ローグ、スティング、オルガ、ルーファス、シモン、トビー、ユウカ、シェリー、シェリア、アラーニャ、ミリアーナ、ベス、フレア、一夜、ヒビキ、イブ、レン、ジェニーの姿があった。
「理由はわからねえが、あの赤い光が関係してんのは確かだな…」
「でも、消耗しているとはいえ、皆無事でよかった」
ラクサスが先の2人の質問に返すように言葉を発すると、フリードが少し安心したように口を開く。
「とりあえずは、ギルドに戻りませんか?」
「私達は先ほどまでギルドにいたはずなのですが…不思議なものですね」
ヒノエが状況整理もかねて皆に提案を投げかける。それに対しミノトは、それを承諾しながらも、些少の疑問を滲ませていた。
「…そうじゃな、皆がここに集まっておるということは、陣形もバラバラということじゃ…一度ギルドに戻り、体勢を…ッ!」
マカロフがヒノエの提案に乗ろうと言葉を発しが、それは圧倒的な力によって遮られることになる。フェアリーテイルのギルド前を塞ぎこむようにして赤き稲妻が発生したかと思うと、そこには強大な龍の姿が現れたのだ。
「お、おい…」
「なんで…あいつが…」
その姿を目にした皆は、目を見開いて驚愕する。それをガジルとレヴィが代表するようにして小さく呟く。
「バ、バルファルクだとッ!?」
「ア…アレンと戦ってたんじゃ…」
ギルダーツとカナもそれに続いて口を開く。瞬間、バルファルクの強大な咆哮がマグノリアを駆け巡る。その凄まじい轟音に、皆が苦悶の表情を見せる。
「…貴様らのようなカスでも…これだけ集まれば少しは楽しめるか?」
バルファルクの低く唸るような声に、フェアリーテイルのメンバーは一瞬で臨戦態勢へと移行する。
「なぜ…なぜ貴様がここにおるのじゃ!!アレンは一体どうした!!」
マカロフが激高したように言葉を発すると、皆も怪訝な表情を見せ、バルファルクを睨みつける。
「アイリーンの仕業だ…ユニバースワン。フィオーレ王国の全土に付加し、この大地、空間にいるもの全てをランダムに入れ替えたらしい…。おかげでアレンとの戦いの途中で我も飛ばされたということだ…」
バルファルクの言葉
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