暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第94話 対決!一龍VSサーゼクス!D×G連合結成!!
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提供してもらいたい」
「魔法?」
「うむ、そうじゃ。お主らにも話したがこの世界は全ての人間に食が行き渡っておるわけではない、今も貧困や土壌の汚染で何も食べられない人間が大勢おる。しかし今の技術では限界がある」
「なるほど、確かに魔法なら違うやり方で食材を増やせるかもしれないからな。アンタらも助かるし俺達もグルメ細胞に対しての戦力が出来る。お互いに助かるって訳か」
「そう言う事じゃ」
アザゼルさんは納得した様子を見せました。まあ一龍さんが魔法を要求したのは食材を増やせる方法を得たいっていうのもあるのでしょうが、一番の目的は向こうにこちらの目的を教えて安心感を感じさせたいからだと思います。
だってなんの目的もない人が『貴方たちを助けます、お礼はいりません』なんて言って来ても裏があるって思うじゃないですか。なら『助けてあげるから貴方たちも見返りをくれ』って言った方がまだ信用できると思います。
少なくとも私は知り合った人ならともかく、全く知らない初対面の人にこう言われても信用はしません。
「……俺は決めたぜ、一龍さん。堕天使陣営はあんたらに協力する」
「本気ですか、アザゼル。彼らがまだ完全に味方だとは分かっていないのですよ?」
「ならよミカエル、逆に聞くがお前はあの化け物どもに対抗できるっていうのか?今回だって相当危なかったじゃねえか。仮にサーゼクスが本気を出して何とか出来たとしても複数の個所を狙われたらどうしようもねえだろう?俺とお前はサーゼクス程強くないしな」
「それは……」
「こいつらが怪しいのは百も承知だ。だが俺達だけではどうしようもないのも事実……ならいっそ生き残れる道を選んだ方が賢いだろう?」
「……それはそうですが……」
アザゼルさんは生き残るためにIGOと組むと決めたようですが、ミカエルさんは未だ警戒心を解けないでいるようですね。
組織のトップである以上簡単に見知らぬ相手を信用できないのは分かりますが……どうするのでしょうか?
「ミカエル、ここは悪魔のやり方で彼らを判断してみてはどうかな?」
「サーゼクス、何を言っているのですか?悪魔のやり方とは?」
「それは『強さ』だよ。僕達は彼らの実力をほんのちょっとだけしか見ていない、だから彼らの全力を見て信用できるかどうかを見極めると良い」
サーゼクス様はミカエルさんに強さを見て決めると良いと言うと立ち上がりました。
「一龍殿、僕と戦って頂けませんか?仮に僕が勝っても悪魔が貴方方に協力するのは約束します……ただ出してみたいんですよ、僕自身の本気を……!」
サーゼクス様は普段の優しい笑みを消して非常に好戦的な笑みを浮かべました。これにはグレイフィア様も驚いています。
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