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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第94話 対決!一龍VSサーゼクス!D×G連合結成!!
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だけ苦戦していたら囲まれてしまう。この世界では常に本気で戦わないといけなくなるな」
「ふむ、私も腕が落ちたな。後輩に託したデュランダルでなければ一刀できないとは……」
「追い込んだだけでも凄いことですよ、私も精進しないと……」
サーゼクス様は勝てましたが一匹だけだったと言うのも大きいです。もし群れで来られていたら危なかったと話します。
ヴァスコさんはゼノヴィアさんに託したデュランダルを貸してもらった事に不服そうに言いましたが、ゼノヴィアさんの言う通りグルメ細胞も持っていない人がグルメ界の猛獣に勝ちそうになりかけたことは凄いことですよ。
ヴァスコさんは愚衛門さんほど洗練されていたわけじゃないけど似たような動きをしていました。あれも経験からなせる動きなのでしょう。
もしここにとどまって毎日戦い続けたらヴァスコさんなら直感で動けるようになるかもしれません。
「経験の差だな……俺じゃあんな動きは出来ない。ヴァスコさんと比べれば俺はガキも良い所だから仕方ねえのかもしれねえけど自信を無くすな……」
グルメ細胞を持っているイッセー先輩でも仕留めきれなかったグルメ界の猛獣をヴァスコさんは長年エクソシストとして戦ってきた経験を生かして追い込みました。
多分最終的にはイッセー先輩の方が強くなるのでしょうが、この時点では経験ではヴァスコさんには勝てないでしょうね。
「はは、赤龍帝殿。そう落ち込むことはないだろう」
「どうしてですか?」
「私も長年エクソシストとして戦ってきたが、その年で赤龍帝殿は当時の私よりも戦いの経験を積んでおられている。後は自分を信じて戦っていけばいいと私は思うぞ」
「ヴァスコさん……ありがとうございます」
人生の先輩としてヴァスコさんにアドバイスを貰ったイッセー先輩は笑顔で彼にお礼を言いました。
「ふふ、D×Dの方にも良き戦士がいるのじゃな」
一龍さんはそんな二人を見て笑みを浮かべました。
「キシャァァァァッ!」
するとグルメ界の方から空を飛ぶサメが大群でやってきました。
「わわっ!?また来たぞ!」
「空飛ぶサメだァ!?」
「ん?あいつは初めて見るな……今日はフカヒレが食べられそうだ」
空を飛ぶサメの大群を見てゼノヴィアさんとイリナさんは驚きました。でも愚衛門さんは冷静にフカヒレが食べられると喜んでいました。
「本当に次々と来るな……よし、今度はあいつと戦ってやるぞ!」
「程々にな」
イッセー先輩がやる気を見せますが、今日はサーゼクス様達にグルメ界を見せるのが目的なので一龍さんは程々にと言いました。
因みに空を飛ぶサメ……フライシャークは持ち
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