暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第94話 対決!一龍VSサーゼクス!D×G連合結成!!
[13/15]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
!!」


 ですが怯まずに反撃しようとしたサーゼクス様の攻撃を回避した一龍さんは、目にも止まらない連続攻撃をサーゼクス様の全身に浴びせました。


「滅殺の魔弾!!」

 
 サーゼクス様はまるでガトリング団のような速度で滅びの魔力を打ち込んでいきます。一発当たるだけで消滅する滅びの魔力をあんな速度で連射されるなんて普通なら絶望ですね。でも……


「奥義『一本箸』」


 今までの中で一番大きく強大な力を放つ箸を生み出した一龍さんは、ソレをサーゼクス様に目掛けて放ちます。さっきまでとは違い滅びの魔力を打ち消して進む箸はサーゼクス様を吹き飛ばしてしまいました。


「はぁ……はぁ……ここまでか」


 体力が切れてしまったのか全身の滅びの魔力を消していつもの姿に戻ったサーゼクス様は、スゥーっと移動してきた一龍さんに向かって手を差し伸べました。


「完敗です。貴方は強い。僕の想像していた以上に……」
「満足したか?」
「はい。こんなに晴れやかな気分になれたのはグレイフィアと初めて会った時以来です」
「さりげなく惚けたな、お主」
「あはは……でも本当に良い気分です。もしよければまた手合わせをお願いしてもいいでしょうか?」
「いつでもかかってくるといい、美味い酒でも用意して待ってるよ」
「……はい!」


 二人が握手をするのを見て私達も笑みを浮かべました。これで悪魔と堕天使は味方に付きましたね。


「まさか本気を出したサーゼクスが負けるなんてな……どんだけ強いんだ、あのじいさんは」
「ばっはっは!会長は本気を出しとらんよ。もし会長がその気になれば生きようとする原子の少数派……即ち死のうとするはぐれ者を統一させて身体の機能を停止させることも出来た。そうすれば呼吸は出来なくなり血流も止まり脳も死に向かっていく……戦う必要すらなかったのさ」


 アザゼルさんは本気を出したサーゼクス様に勝ったことを驚いていましたが、マンサム所長の話だとそもそも戦わなくても勝てたそうです。


 やっぱりおかしいですよ、マイノリティワールド。勝てないじゃないですか。


「なっ!?……ならばなぜ彼はサーゼクスと打ちあっていたのですか?」
「見どころのある若者だったから稽古してやったんだろうな、会長はそう言う人だ」
「……言葉も出ないな」


 ミカエルさんは即死技があるのに何で態々律義にサーゼクス様と戦ったのかと言うと、茂松さんが稽古をしてあげたと答えるとアザゼルさんは顔を抑えてそう言いました。


「それでミカエル、お前ら天使はどうすんだ?」
「……彼らを敵に回す方が愚かしいでしょう。完全に信用したわけではありませんが天使も力を貸す事を約束します」
「それが良いさ。仮
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ