暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第94話 対決!一龍VSサーゼクス!D×G連合結成!!
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たが、流石に部長も分からないらしいのでかみ砕いた説明をお願いしました。


 私達も分かりませんしゼノヴィアさんとイリナさんは口から煙出してるように見えるくらい理解不能って顔をしています。


「例えば100個の粒子があるとしてそのうちの10個は例外的な動きをするという統計学的な規則がある。例を言うと100個の原子で出来た生物を空から落とすと90個は重力に従って落下するが10個だけ浮こうとしたり留まったりするんだ」
「……」
「……」
「ゼノヴィアとイリナに分かるように言うと、俺達の体を仮に100の玉で作ってるとしたら90は生きようとするけど10だけ死のうとしたりするんだよ」
「要は自殺しようとするって事だな!」
「分かりやすいわね!」
「……まあそんな感じだ」


 イッセー先輩の説明をまとめると普通は空を飛べずに落ちようとする粒子が殆どだけど少数だけそれ以外の行動をしようとする粒子があるって事ですね。


「会長はそんな少数派の粒子をコントロールして徒党を組ませていく。そして少数派が多数になれば生物に影響を表す」
「そうか、一龍さんが宙に浮かんでいるのは浮かぼうとする少数派の徒党を増やして影響を作りそれで飛んでいるんだね」
「その通りだ。この世界に数多くの空を飛ぶ生物はいるが少数派の原子を使って飛ぶのは会長だけだろう」


 茂さんの説明に祐斗先輩は一龍さんが飛んでいる現象の正体を言い当てました。まさかそんな訳の分からない方法で空を飛ぶなんて……


「滅びの魔力の少数派をコントロールして徒党を組み、はぐれ者……つまり滅ばないという粒子を増やして影響を生みただの攻撃にした。それなら会長には通じないからな」
「でも前リアスが使った滅びの魔力は簡単に防いでいましたけど……」
「リアス・グレモリーは実力が低かったため簡単に影響を出せたが、強者であるサーゼクス・ルシファーは多少時間がかかったようだ」
「なるほど、通りで私の時と違って直ぐに対応できなかったわけね。自分で言っていて悲しくなるけど……」


 茂松さんはサーゼクス様の滅びの魔力を滅びないと言う少数派に変えたから利かなかったと言いました。


 それを聞いた朱乃先輩はリアス部長の時は直に対応していたと言いますが、茂松さんは部長が弱かったから数に対応できたとバッサリ言いました。


 部長は苦笑いをしながらそれを受け入れていました。


 まああの時は私たち全員同じようなものでしたしあまり気にしないでください、部長。


「あれぞ一龍会長の究極の秘儀『マイノリティワールド』だ。あの空間の中で会長に勝てる生物を俺は知らない」
「マイノリティワールド……」


 私達は一龍さんの新たな力に戦慄しました。だってその気
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