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ドリトル先生のダイヤモンド婚式 
第十一幕その四

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「それだとだね」
「やっぱり大事かな」
「ダイアモンド婚式と同じだけね」 
 チープサイドの家族も考えています。
「そうなるかしらね」
「今までお話している通りね」
「だったらもう同じだけ賑やかに華やかにして」
 結婚式と、とです。チーチーは言いました。
「お二人に喜んでもらうことだね」
「結婚式も確かに賑やかに華やかにで」 
 ポリネシアはチーチーに続きました。
「それで今度のダイアモンド婚式もよね」
「そうよ、ご家族の人達がお話してね」
 お静さんは皆にもお話しました。
「お二人の親戚の人達と親しい人達の間でね」
「賑やかにだね」
「そして華やかにだね」
「お祝いしよう」
「そうなったんだね」
「実際に」
「そうなったわ、結婚式場じゃないけれど」
 それでもというのです。
「神戸の八条ホテルでね」
「ああ、あそこでなんだ」
「八条ホテルで開かれるんだ」
「ご自宅でって聞いてたけれど」
「そちらになったんだ」
「そうなの、お孫さんのお一人が八条グループの企業に勤務しておられてね」
 それでというのです。
「親戚の人達もグループの色々なサービスを受けられるから」
「それでだね」
「八条ホテルのサービスも受けられて」
「それであちらで開かれるんだ」
「そうなったのね」
「そうだよ、そしてね」
 そのうえでというのです。
「そこで開かれるから」
「僕達もだね」
「そちらに行かせてもらって」
「そうしてだね」
「士気に参加するんだね」
「そうしていいのね」
「勿論私もよ」
 お静さんもというのです。
「そうさせてもらうわよ」
「それじゃあね」
「その時を楽しみにしているよ」
「ダイアモンド婚式を」
「それでプレゼントもお渡しして」
「楽しんでもらいましょう」
「是非ね、しかし結婚式場はあっても」 
 お静さんは皆とホテルで開かれることをお話してからこうも言いました。
「ダイアモンド婚式場とかはないわね」
「金婚式とか銀婚式も」
「そうした記念の時もね」
「最近結婚式場も減ってるそうだけれど」
「そうしたものもないね」
「そうね、やっぱり少ないからね」 
 ダイアモンド婚式や金婚式はというのです。
「そこまで一緒にいられることは」
「やっぱり一緒にいて欲しいよね」
「五十年も六十年も」
「夫婦仲よくね」
「揃ってね」
「僕もそう思うよ」
 先生も言ってきました。
「夫婦は長く仲良くが一番だよ」
「全くだよ」
「本当にね」
「まさにその通りで」
「結婚したらね」
「その愛情がずっと続いて欲しいわ」
「愛情は育てていくものだしね」
 先生はこうも言いました。
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