L4話 KamenRider 計画
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〜????ダメだったデスー??」
「何?どうしたの!?」
死んだ魚の目で机に突っ伏す可可。事情を聞くかのんに、彼女は一枚の髪を見せる???部活申請書と書かれている。
ちょうど唐可可と澁谷かのんと書かれている。
「部活申請書……提出したの?」
「やはりスクールアイドルは必要ないと、葉月さんが……」
「葉月さん?」
「はい、全校集会でスピーチしていたあの人です。聞いたトコロ、部活に関しては暫定的にあの人を中心とした生徒会が管理しているという話になってイマシテ…そこに受理されないと???」
「わかった…今度は私に任せて」
〜〜〜〜〜
「またあなたですか???唐可可さん。」
「ハイ、可可と…!」
「澁谷かのんです。」
「????」
かのんと……生徒会長 葉月恋は対峙する。
すでに彼女らは嫌な空気が流れていることが、周りの者は一瞬で理解できるだろう。案の定、恋は表情を変えることなく凛として話し始める。
「何度も言いましたが、澁谷さん、あなたが言おうとも結論は変わることはありません。」
「どうして?」
「???同じ説明を2度したくないのですが。」
「わかんないよ!!だって部活だよ!?生徒が集まって、やりたいことやって何がいけないの!?」
塩対応にも取られかねない反応に、気の強いかのんは声を荒げる。声に足を止めた恋は、そのまま言葉を発する。
「スクールアイドルにも音楽と言える要素があります。」
「それが?」
「わからないのですか?この結ヶ丘において、音楽に関する活動はあらゆることが他の学校より秀でていなければこの学校の価値が下がってしまいます。」
「つまりレベルの高いモノでないとダメってこと?」
「ソレなら大丈夫です!可可とかのんさんなら??!」
「本当にそう言えますか!?」
可可の自信ありげな声を、語気を強めてかき消す恋。
「スクールアイドルはもはや世界規模での知名度。多くの学校で設立されている中で、あなたたちがこの学校の代表として恥ずかしくない成績を挙げられますか!?」
「やってもないのにそこまで???」
もはや個人的な恨みでも抱いていなければ出てこないようなプレッシャーをかける恋。その言葉にかのんも言葉を詰まりかける。
「できるさ。」
「「「!!!」」」
自信に満ち溢れた声が響く。
一斉に注目を集めた部屋の扉……ガラッと開けられる。
「「速人くん(ハヤトさん)!」」
「あなたが??天羽速人……」
イケメンらしさは行動全てに滲み出ている???その言葉は誠であると信じざるを得ない登場。
速人が恋の前に立ちはだかり、身長の関係上その目線を下ろす。23cmも違う
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