第三十四話 梅雨が終わればその五
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「日本人にね」
「そういうの行かないとね」
「駄目よね」
「何といっても」
こうしたことは美濃部亮吉が東京都知事になってからはじまったらしい、この時の東京都は深刻な財政赤字になったという。
「税金払ってるの日本人だし」
「外国人じゃないことは事実だから」
「それじゃあね」
「外国人が生活保護貰うのは間違いよ」
「どう考えてもね」
「何か色々変なことになってるのよね」
一華もどうかという顔で述べた。
「そういうことって」
「みたいね、不正受給ってあるらしいし」
富美子は一華にも話した。
「それで受け取るべき人に行かない」
「変な人に行くのね」
「外国人でしかもちゃんと働いているのに」
そうした状況であるのにというのだ。
「何故かね」
「そういうの貰っていて」
「まさに坊主丸儲け」
「そんな状況ね」
「ネットでそんな話読んだのよ」
富美子は情報の出所を話した。
「調べたらそういうことについて書いた本もあったわ」
「不確かなお話じゃないのね」
「どうも確かなね」
「そうなのね」
「だからね」
それでというのだ。
「生活保護も色々あるみたいよ」
「困ってる人に行き渡ってるとは限らないのね」
「そうみたいね」
「何か北九州市が酷くて」
理虹は九州のこの都市の話をした。
「お年寄りの夫婦が申請したら大阪で申請しろとか言われたとか」
「いや、それないでしょ」
一華はその話にまた顔を顰めさせた。
「困ってるから申請したから」
「ちゃんと調べてよね」
「どうするか決めるべきでね」
「それを大阪でしろとかね」
「言うものじゃないわよ」
「そうよね、あそこ他にも色々あるみたいよ」
北九州市はというのだ。
「だからあまりね」
「いていいところじゃないのね」
「そうみたいよ」
理虹は一華に真面目な顔で話した。
「あそこはね」
「大阪や神戸と違うのね」
「福岡はいいところみたいだけれど」
それでもというのだ。
「北九州はね」
「同じ福岡県でもなのね」
「いいところじゃないみたいだから」
「九州に住むなら避けた方がいいのね」
「それなら福岡の方がいいでしょうね」
「そっちね」
「しかもホークスもあるし」
理虹は野球の話もした。
「だからね」
「福岡の方がいいの」
「そうみたいよ」
「そうなのね」
「兎に角北九州は評判悪いからね」
「その秒版が事実なら」
「それならね」
その時はというのだ。
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