暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生のダイヤモンド婚式 
第十幕その十二
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
です。
「電気もね」
「普及していなくて」
「ラジオだけだったね」
「そう思うと全く違うわ」
「同じ昭和でも」
「それでプロ野球もね」
 先生はこちらのお話もしました。
「当時は職業野球と言っていたしね」
「戦時中はね」
「そういえばユニフォームも違ったね」
「何か野暮ったい?」
「そんな感じで」
「お二人が過ごされた八十年の間にね」 
 先生はしみじみと思いました。
「世の中は本当に変わったね」
「全くだね」
「お生まれになってダイアモンド婚式を迎えるまでに」
「何もかもが変わったね」
「そうだよね」
「そのことも思うと余計に感慨があるよね」
 先生はしみじみと思いました、そうしてダイアモンド婚式が行われるその日を心待ちにするのでした。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ