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展覧会の絵
第七話 老婆の肖像その八
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である。
「成程ね」
「おわかりになられましたか」
「少しね。犯罪組織は何処にでもあるけれど」
「我が国。私の生まれたこの国ではです」
「賭博と出店からだったんだね」
「宗教と関わりのある」
「しかしそれが今では」
 どうなったのかは。十字はすぐに察することができた。
「マフィアになったんだね」
「その通りです」
「そうだね。あらゆる犯罪に手を染めている」
「イタリアと同じです」
「マフィア、そしてカモラと」
 マフィアはシチリア系でありカモラはナポリ系だ。どちらもイタリア南部を経済やそうした面から牛耳ってしまっている。イタリアの社会問題になっている。
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