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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
西ゼムリア通商会議〜困惑の賠償内容〜
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る貴族は以下の通り。シュバルツァー公爵家、フレスベルク侯爵家、コーデリア侯爵家、アルフヘイム伯爵家、ディアメル子爵家、レンハイム子爵家、ヴィント男爵家、モリナロ男爵家







8、エレボニア帝国はメンフィル帝国が定めた期間、メンフィル帝国による”保護”を受け入れ、”保護”の間の統治権はメンフィル帝国がエレボニア帝国に派遣するメンフィル帝国の駐留政府、軍に委ねる事 ※なお保護期間中にメンフィル帝国に対して申請して受け取った支援金の返済は第4条の謝罪金並びに戦争賠償金の支払いとは別途扱いである







9、メンフィル帝国に対する謝罪金並びに戦争賠償金の支払いを完遂するまでにエレボニア帝国で内戦、反乱、他国の侵略による戦争が勃発した際にメンフィル帝国の判断によってメンフィル帝国軍の武力介入による早期解決を決定した場合、反論する事なく受け入れる事







10、メンフィル帝国が指定するエレボニア帝国の領土内でのメンフィル帝国大使館の設立並びに大使館守護の為のメンフィル帝国軍の駐留許可、大使館設立の際の費用、大使館に駐留するメンフィル帝国軍の軍費の内50%をエレボニア帝国が負担する事







※また、戦争勃発前に実行済みのアルフィン皇女の処罰もこれらの条約に含まれているものとみなす





〜エルベ離宮・待機室・紅き翼側〜



「ば、賠償金が5000兆ミラッ!?」

「賠償金もそうだけど、戦争開始前に要求してきた”3度目の賠償内容”と比べると倍近くの数の賠償内容も追加されているわね。」

「ええ……それに賠償内容の中にはセシリア将軍が仰っていた通り、”保護”の件も含まれているわね……」

「戦争に勝ったからと言って、どれだけエレボニアを食い物にすれば気がすむんだよ、メンフィルの連中は!」

「……しかもメンフィル帝国軍でのリィンの活躍が賠償内容にどれ程の影響を与えたかって宣言した癖に、全然影響を与えていないじゃん。」

画面に映るプロジェクターの映っている賠償内容を確認したマキアスは表情を青褪めさせて声を上げ、目を細めて呟いたセリーヌの言葉にエマは不安そうな表情で頷いて答え、アッシュとフィーは怒りの表情を浮かべて画面に映るシルヴァン皇帝を睨み

「レンちゃんやリウイ陛下達はエレボニアに―――――”リベールの異変”や”影の国”では協力したオリビエさん達の故郷にあんな厳しすぎる賠償内容を要求する事について何も思わなかったんでしょうか?」

「ティータちゃん………」

「……”英雄王”達もメンフィルの皇族だからな。”個人としての感情よりも皇族としての判断”を優先したんだろうな。」

悲しそうな表情で
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