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魔法絶唱シンフォギア・ウィザード 〜歌と魔法が起こす奇跡〜
GX編
第124話:新生・アガートラーム
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ンフォギアで覆われていった。ガリィを殴り飛ばした姿勢のまま、殴った拳から順にマリアの体がボディースーツと鎧に覆われていく。
「銀の、左腕?」
「あれが最後の装者って訳だな……」
「マリアさん、それは!!」
「新生アガートラームです!」
「姉さん、頑張って!」
ガリィとハンスが警戒し、未来にセレナとエルフナインが驚きながらも希望を抱く中、隣に立つガルドは静かに仮面の奥からマリアの事を見つめていた。
「行けるんだな、マリア?」
「えぇ。もう、私は守られるだけじゃない!!」
「よし、行くぞ!」
力強いマリアの答えに、ガルドは頷くと槍を構えてマリアと共にハンス・ガリィと対峙した。
戦意に滾る2人を目の前に、ハンスは底冷えするような、それでいて獰猛な視線をガルドに向け…………
一方でガリィの方は、マリアに対して不敵な笑みを向けていた。
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