第10章 アルバレス帝国編
第48話 変異個体
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捉え、ナツとの一騎打ちを受け入れる。そして、最後と言わんばかりにゼレフはナツとの関係やイグニールとの関係。自身の目的、更にはENDの悪魔がナツ本人であることを告げる。加えて、ENDを作ったゼレフを殺せば、ENDであるナツも死ぬという話をする。その話に、ナツとハッピーは信じられない様子で酷く驚いていた。だが、ナツは「例えそうだとしてもお前を倒す」とゼレフに言い放ち、イグニールが最後に自身に残してくれた力を解放し、ゼレフを追い詰める。あと一歩でゼレフを仕留められるところまで行ったものの、ナツを失いたくないというハッピーに制止され、戦闘を終了させる。
ゼレフは、ナツが自信を殺せる最後の機会を逃したとして、本格的な進行を開始することになる。
フィオーレ東方では、聖十のジュラ、ウォーロッド、ウルフヘイム、ハイベリオンの4人が強大な敵と相対していた。それはスプリガン12でも最強と言われる魔導王オーガスト、そして暗殺魔法の天才ジェイコブに加え、元聖十大魔道士序列1位ゴット・セレナであった。ゴット・セレナはその身に8個の竜のラクリマを埋め込んでおり、文字通り8つの滅竜魔法を扱える。故にその力は強大で、イシュガルの四天王と言われる3人とジュラの4人で相手取っても全く歯が立たなかった。
先の4人は、地面に伏して身動き一つとれないほどのダメージを追っており、ゴットセレナたちがフェアリーテイルに進軍するのを阻止できなかった。
だが、それは驚くべきものの乱入により、一時止まることとなる。
なんと、黒闇竜アクノロギアが、人の姿で先の3人に近づいてきたのだ。その存在がアクノロギアであることを察知したゴットセレナは戦いを挑もうとするが、たったの一撃、それも片手で命を刈られることとなる。ゴットセレナが死亡したこと、そしてアクノロギアの圧倒的な力を目にし、その場にいるもの全員が驚愕の表情を浮かべた。
フィオーレ南方では、アルバレスによって制圧されているハルジオン港を解放すべく、蛇姫の鱗のトビー、ユウカ、シェリー、シェリアたち、人魚の踵アラーニャ、ミリアーナ、ベス、フレアたちが戦闘を行っていた。少し遅れて、妖精の尻尾のエルザ、カグラ、ジェラール、グレイ、リオン、ジュビア、ウェンディ、シャルル、ラクサスも参戦。スプリガン12であるワール、そしてディマリア含め、全力で戦っていた。ワール、ディマリア共に強大な魔力と魔法を持ち合わせており、楽な戦いではなかった。しかし、ワールに対してはラクサスが魔法の覚醒による赤い稲妻を、ディマリアの時を止めるという力に対しては、リオンの魔法の覚醒である『魔法そのものを凍結させる』という力を発揮し、何とか勝利を収める。
それにより、ハルジオンの街並びに港にたどり着いたエルザ、カグラ、ジェラールの3人は
スプリガン12が一人、ナインハルトと相対する
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