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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第10章 アルバレス帝国編
第48話 変異個体
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東西南北それぞれから進軍してくる敵に対して、フェアリーテイルの魔導士はじめ、多くの魔導士が迎え撃つこととなった。
北側から進軍してくるアルバレス軍に対しては、ミネルバ、スティング、ローグ、シモン、オルガを始めとした剣吠の虎とイヴ、ヒビキ、レン、ジェニーたち青い天馬が迎撃していた。加えて、妖精の尻尾からもミラジェーン、リサーナ、エルフマン、レヴィ、ガジル、リリーソラノ、ユキノが向かう。
南側にはトビー、ユウカ、シェリー、シェリアを始めとした蛇姫の鱗とアラーニャ、ミリアーナ、ベス、フレアたち人魚の踵が迎撃。加えて妖精の尻尾からはエルザ、カグラ、ジェラール、ナツ、ハッピー、グレイ、リオン、ジュビア、ウェンディ、シャルル、ラクサスが向かう。
西側にはウル、ウルティアの2名のみでの行動となった。理由は、大きく分けて2つ。1つは西側にはすでにアレンがいること。そしてもう一つは西側の進軍が最も遅いこと。恐らく、西側の軍勢が、ゼレフ率いる本体であると予測したメイビスは、北南東それぞれを制圧したのち、全戦力を西側に向けようとしていた。西側に向かうウルとウルティアの使命は2つ。1つはバルファルクと戦闘を行うアレンに対し、可能なら戦闘支援、難しければ戦闘終了後の援助であった。そしてもう一つは、首都クロッカスを第1防衛ラインとし、もし皆が終結を果たす前にアルバレスの軍勢がクロッカスに到達した場合、アレンと共に可能な限り食い止めるというモノであった。
この2つの使命を達するにはいささか人数不足な気もするが、メイビスはアレンがバルファルクを討ち取ることを前提に考えていたため、それ故の人員配置である。
そして、東側は、すでに隣接するボスコの魔導士ギルドの全てが陥落したことに加え、敵との物理的な距離も近く、現在一番の脅威となっている。そのため、メイビスはウォーレンに指示を出し、アレンを除きフィオーレにおける最高戦力を向けた。聖十5位及び蛇姫の鱗のジュラ、4位のウォーロッド、3位のウルフヘイム、2位及び新生評議員議長のハイベリオン、が向かっていた。
残るフェアリーテイルメンバー、ヒノエ、ミノト、フリード、ビックスロー、エバーグリーン、アルザック、ビスカはギルドの防衛、そしてルーシィとカナは捕虜としているブランディッシュの見張りを任される。

さて、アルバレスの第一陣を凌いだフェアリーテイルのメンバーたちであったが、先の通り四方を囲まれていることに加え、首都クロッカスに出現した天彗龍が未だ健在という状況から、楽観できない状況が続いていた。
そんな折、各方面で動きがみられる。
メイビスより南方へと向かうよう指示のあったナツとハッピーであったが、2人はそれを無視する形で首都クロッカスより西方、ゼレフ率いる本体へと攻撃を仕掛ける。
ゼレフは、ナツのが自分を殺せる最後のチャンスと
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