外星編 ウルトラホピスファイト part7
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、ナターシャ・ジャハナム隊員。青、赤、黄色のメッシュが入った茶髪ロングヘアーを弾ませている、エリー・ナカヤマ隊員。
彼女達2人は白と褐色のむっちりとした柔肌から瑞々しく汗を散らし、たわわに実った双丘と臀部をぷるんっと揺らしている。その頬を伝う汗からは、雄の情欲を煽る女の香りが染み出していた。
BURKエジプト支部から選抜されたナターシャはメカニックとしての技能にも秀でており、男性整備員に混ざってBURKセイバーを整備することもある才媛だ。半年前の恐竜戦車地球降下事件に遭遇して以来、彼女はウルトラマンにばかり頼ってはいられないと、パイロットとしての技術も磨き抜いて来たのである。
一方のエリーはアメリカ支部の出身であり、日本生まれでありながらもアメリカで青春の大半を過ごしたハーフでもあった。メッシュを入れたロングヘアや、頭の横に入った刈り上げ、スプリットタンに多くのピアス、ギョロっとした大きな眼など、外見からは非常に「危険」な匂いが漂っている彼女だが――実際の性格は至って穏やかであり、そのギャップに驚く者も多いのだという。
レオタード状になっているBURKの戦闘服を気にしてか、平時は腰にブランケットを巻くなど慎ましい振る舞いを心掛けており、時には軽食を仲間達に振る舞うこともあるのだ。そんな「内面」を知る一部の男性隊員達からは密かな人気があるのだが、それは当人には知る由もないことであった。
「す、すみませんナターシャさんっ、私のペースに付き合わせてしまって……!」
「いいのいいのっ、私達仲間でしょっ! エリーが居てくれないと私だって困っちゃうんだからっ!」
「ナターシャさんっ……!」
自分のペースが遅れていることに引け目を覚えているエリー。そんな彼女の背を押すように朗らかな笑顔を咲かせながら、ナターシャは親友の手を引いていた。
敬遠されがちな自分の容姿を「カッコいい」と評し、いつも晴れやかな笑みを向けてくれるナターシャの姿に、感極まったような声を漏らしながら。エリーは懸命に足を動かし、彼女と共に走り続けていた。
そんなBURKセイバー隊の1日は、この午前中のランニングに始まり――やがて各乗機の最終調整を経て、終わりを迎えた。
◇
――そして、翌日。BURKスコーピオンの護衛任務に就いた10人の女傑は、到着先のホピス星にて、 恐るべき大敵と相対することになったのである。
『このまま終わるわけには行きませんっ……! 全機、攻撃開始! BURKセイバー隊の底力、思い知らせてやりますよっ!』
『了解っ!』
BURKセイバーを駆る戦乙女達は皆、レーシングバイクのシート状の操縦席に己の肢体を預け、大きく前のめりになっていた。
むにゅりと形が変わるほどにまで乳房を押し付け
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