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ウルトラマンカイナ
外星編 ウルトラホピスファイト part7
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迫った男達の股間が無惨にも一蹴される……という一幕が日常茶飯事となっていた。過去には彼女達の一糸纏わぬ姿を見たい一心で、シャワールームにカメラを仕掛けようとした一部の隊員が、憲兵隊に連行されるという事案もあった。

 それほどまでに、この女傑達の突出した美貌とプロポーションは、男達の目を惹きつけて止まないのである。怪獣災害が決して珍しいものではなくなってしまったこの時代に生まれ合わせていなければ、今頃はモデルやグラビアアイドルとして大成していた者もいたのだろう。
 だが、BURK上層部の高官達による「接待」の誘いも拒み、前線で戦い続ける道を選んできた彼女達には、今さらそんな選択肢などあり得ない。怪獣や異星人の侵略から無辜の人々を救う。そのBURK隊員としての純粋な矜持こそが、今の彼女達の原動力なのだ。

「……フッ。まさかこの私が、君の部下になる日が来ようとは。数奇な運命があったものだな、リーゼロッテ」
「ふんっ! この私の部下になったからには、幼馴染だからと言って特別扱いはしませんからねっ! 覚悟しておきなさい、ヴィルヘルミーナッ!」

 リーゼロッテの幼馴染であり、かつてドイツ支部にその名を轟かせた偉大な軍人を先祖に持つ、ヴィルヘルミーナ・ユスティーナ・ヨハンナ・ルーデル隊員もその1人。
 透き通るような白い柔肌に張り付いたレオタード状の戦闘服は、どたぷんっと弾む100cmもの爆乳にも隙間なく、ぴっちりと密着している。肉感的にして蠱惑的なそのボディラインをありのままに浮立たせている彼女は、88cmのヒップをぷるんと揺らし、ポニーテールに纏められた黒の長髪をふわりと靡かせていた。その芳醇な色香はもはや、雄にとっては劇薬に等しい。

「……で、でも……来てくれて、ありがとう」
「ん? 何か言ったかな」
「な、何も言ってませんっ!」
「そうか? 来てくれてありがとう、と言われた気がしたのだがな。……愛い奴め!」
「き、聞こえてたんじゃないですかぁ! ちょっ、わしわししないでくださいっ!」

 幼い頃から姉妹のように育って来た彼女が部隊に居たことについて、リーゼロッテは表面上鬱陶しがっているようにも見えるが――その実、安堵もしていた。気心の知れている彼女が居なければ、心細くて堪らなかったのだろう。
 そんな妹分の胸中をすでに看破しているからこそ、ヴィルヘルミーナも大らかに微笑んでいるのだ。わしわしと頭を撫でられているリーゼロッテは、ぷりぷりと頬を膨らませている。

 彼女達を先頭に、飛行場の外周を走るBURKセイバー隊の美少女達は、さらにペースを早めていた。それに比例して、きめ細やかな柔肌を滴る甘い汗の量も増し、乳房や臀部の躍動も激しくなって行く。

「はぁ、はぁっ……! ま、待ってくださいよせんぱ〜いっ……!」

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