外星編 ウルトラホピスファイト part5
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曲した1本の角を特徴とする、鶴千契が変身する「ウルトラマンメディス」。
――細くシャープな赤のラインと、額のクリスタル「ミラリギャザー」を特徴とする、手力握人が変身する「ウルトラマンミラリ」。
――ほとんど赤一色で統一されたボディと逞しい筋肉を特徴とする、多月草士郎が変身する「ウルトラマンアトラス」。
――ロケットのような形状を持つ独特な頭部を特徴とする、木場司が変身する「ウルトラマンヴェルゼ」。
――ウルトラマンゼノンやウルトラマンメビウスに近しいオーソドックスな外見を特徴とする、荒島真己が変身する「ウルトラマンリード」。
――ボディビルダーを想起させる筋骨逞しい体型を特徴とする、叶亥治郎が変身する「ウルトラマンポーラ」。
――たすき掛けのような大きな赤い模様と、その縁をなぞるように細い青いラインが入った左右非対称の模様を特徴とする、日ノ出新が変身する「ウルトラマンヘリオス」。
――初代ウルトラマンをベースに、赤白のヘッドギアや鎧を着用したような外見を特徴とする、氷川雄一郎が変身する「ウルトラマンアルミュール」。
――ウルトラマンパワードに近しい外見である一方で、ブフ相撲の力士を想起させる模様と体型を特徴とする、前田力也が変身する「ウルトラマンブフ」。
――ゾフィーに近しい外見である一方で、身体の一部が金色となっているボディを特徴とする、シゲタが変身する「ギガロ」。
そして――唯一誰とも一体化することなくその姿を露わにした、青の巨人。レッド星雲の戦士「レッドマン」を想起させるシルエットと、彼とは対照的な青いボディを特徴とする「ブルーマン」。
『……シュウワッチッ!』
彼らはその一瞬のうちにマッハ5の閃光と化し、崩落した洞窟から飛び出して行く。その光が弘原海達の眼前に降り立った時、この戦いは新た局面を迎えることになるのだ。
◇
その「邂逅」と「変身」を経て――彼ら12人のウルトラ戦士は今、キングジョーの前に立ちはだかっているのである。思わぬ形での「再会」を果たした男達は皆、崩落に巻き込まれた全員が、ウルトラマンとして蘇っている事実を直感的に理解していた。
そして、ウルトラ戦士達と一体化した今だからこそ。士道達は、彼らの「窮状」もすでに察知していたのである。
別次元の宇宙へと渡る旅は、それ自体が命を縮める危険な行為だというのに、ウルトラ戦士達はそれでも士道達のために駆け付けて来たのだ。しかもウルトラ戦士達は、その士道達を蘇生するために己の命をさらに削り、「依代」として復活させていたのである。
弘原海達を勇気付けるように雄々しく地を踏み締めている彼らだが、本来ならばまともに戦える状態ではないのだ。疲れを見せまいと胸を張っている彼ら
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