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ウルトラマンカイナ
外星編 ウルトラホピスファイト part3
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ような侵略者達が、今の地球に攻めて来たらひとたまりもないわね。BURKの現行装備だけで、そんな奴らに対抗出来るとは到底思えない)

 ウルトラセブンですら叩きのめされてしまったことがあったという、最強のロボット兵器。そのキングジョーをあれほど無惨に痛め付け、この星を滅ぼしてしまえるような存在が地球に襲来した時、自分達は抗えるのか。このホピス星のような破滅を、回避する術はないのか。
 そんな思いを巡らせるシャーロットは独り、白くか細い手を強く握り締めていた。

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(……「力」が必要だわ。今の地球の科学力だけでは絶望的に足りない。もっと強大な「力」が必要になる。そうだわ……ウルトラマンのような強大な外宇宙の戦力を、防衛手段に利用出来る手段があれば……!)

 地球人の科学力では太刀打ち出来ない絶対的な破壊者。その脅威にも屈しない、より強力な対抗手段を得なければ、地球人類もいずれはホピス星人のような末路を迎えてしまうのだと――。

 ◇

 そして、弘原海達3人が洞窟から脱出した頃。暴れ回るキングジョーを撃破するべく、リーゼロッテ率いるBURKセイバー隊は総攻撃を仕掛けていた……の、だが。

『ひ、ひぃいぃんっ! これだけ撃ち込んでも倒れる気配がないなんて、一体どれだけタフなんですかぁぁあっ!?』

 満身創痍になってもなお戦闘機能を維持しているキングジョーの攻勢に押され、圧倒的な力の差を分からされていた。外装に守られていない箇所を狙ってレーザー銃の砲火を集中させているのに、キングジョーは全く怯む気配がないのである。

 それどころか、リーゼロッテ達を迎撃する破壊光線の精度がますます高まっていたのだ。幸いにもまだ被弾している機体は無いのだが、それも時間の問題だろう。キングジョーはすでに、BURKセイバー隊の挙動を「学習」しているのだから。

「あのキングジョー、BURKセイバー隊の動きをもう把握し始めている……! このままでは完全に挙動を読まれて、偏差射撃で撃ち落とされてしまうわ! あのお嬢様(リーゼロッテ)達だけでは長くは持たない……!」
「なら、この星に来る時に使った光速ドライブで一旦離脱を……!」
「……ダメよ。ホピス星の近辺には幾つもの小惑星が点在しているの。事前の座標計算も無しに回避目的でいきなり使ったりしたら、この星を飛び出した瞬間に激突死だわ……!」
「くそッ、こうなりゃ少しでも奴の注意を引き付けるしかねぇな……! シャーロット博士は先にBURKスコーピオンに退避してろ! 俺と駒門は地上からBURKガンで攻撃だッ!」
「了解ッ!」

 洞窟を出てからすぐにその状況を目の当たりにした弘原海達は、即座にそれぞれの行動を開始していた。
 豊穣な爆乳と爆尻をばるんばるんと
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