外星編 ウルトラホピスファイト part1
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、上陸準備を整え始めていた。腰のホルスターに制式光線銃「BURKガン」を収めた彼は、琴乃を励ますように豪快な笑みを浮かべている。そんな彼に勇気付けられた琴乃とシャーロットも、釣られたように微笑を溢していた。
「……うふふっ。変わってるわね、あの隊長」
「ふふっ……私もそう思います。……だから、付いて行くのです」
並外れた美貌と色香、そして蠱惑的に熟れた極上の女体。そこに目が眩む余り、自分達の人格や能力を見ようともしなかった愚かな男達を大勢見てきた2人にとっては、弘原海のような男は「初めて」であり、頼もしく思えるのだろう。
足早に地上へと降りて行く彼に続き、笑顔で顔を見合わせる2人の美女も。張りのある爆乳と爆尻をどたぷんっと弾ませ、素早くコクピットから駆け降りて行った。
すでにBURKスコーピオンの船内からは、調査用の偵察車両「BURKエイティーツー」が出動している。82式指揮通信車をベースとしている、日本支部製の惑星探索用特殊車両だ。
「……よし、全員揃ったな! 俺達はこれより、この惑星ホピスの調査を開始する! まずは、あの遥か向こうに見えるいかにもな洞窟からだ! いいか、俺の部下になったからには誰1人として欠けることは許さんぞ! 必ず全員で生きて地球に帰る……それが最優先事項であることを忘れるなッ!」
「はいッ!」
「了解しましたッ!」
これから現地調査に赴くことになる男性隊員達は皆、弘原海と同じ赤と黒を基調とする隊員服と、白のヘルメットを着用していた。調査隊専用装備として新たに開発された隊員服を纏う彼らを率いて、弘原海達はこの惑星ホピスの調査に乗り出して行くことになるのだが――これが凄まじい激戦の序章になることなど、知る由もないのであった。
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