暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第93話 三大勢力よ、いらっしゃい!初めての異世界旅行、これがグルメ界だ!
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物の外殻でこっちは怪鳥ルバンダの牙じゃ。お主は研究者であるとイッセーから聞いていたのでな、肉とかよりもこういった素材の方が喜ぶと思って用意しておいたぞ」
「うおおっ!?なんだこの素材は!?ケルベロスやミノタウロスから取れる素材とは全くの別もんじゃねえか!?こ、こんなレアな素材がわんさかあるっていうのかよ、この世界は!?」
「うむ、その通りじゃ」
「やべぇ!俺はもうこれだけでじいさん達に協力したくなってきたぜ!美味い酒もあって珍しい素材もあるとか楽園かよ、ここは!?」


 アザゼルさんはルフェイみたいな反応をしていた。この調子でいけばアザゼルさんは簡単に堕とせそうだぞ。


 そうだ、ルフェイで思い出したんだけど先ほど何故彼女が先にG×Gにいたのかというと、実は会談後に親父から今回の件について話しを持ち掛けられたらしく準備も手伝ったらしい。


 その際にフロルの風を作るための材料を親父から貰っているんだが、なんか相当レアな素材ももらったらしくホクホク顔で説明してくれた。


 だが親父の指示でサプライズのためとはいえ俺にまで内緒にしていたから軽く拳骨はしておいた。


「……人工的に生命を生み出すなど神への冒涜ですよ」
「ほう、言うではないか。それならお主らが率いる天使の組織は清廉潔白だと胸を張って言えるのか?」
「それは……」
「ワシが最初にここをお主らに見せたのはIGOという組織が正義の味方ではなくこういう倫理的に嫌悪されることもしていることを見せるためじゃ。ワシらの目的はあくまでも世界中の人たちに安定した食を与えられる世界、そのために必要ならこういう事もする」


 ミカエルさんは人工的に生命を作る事に嫌悪するが、親父にじゃあ天使たちは清廉潔白な組織なのか、と言われて何も言えなくなった。


 彼だってバルパーが残した研究成果を奪って自身らの糧にしたからな。


「俺はこの爺さんの言う事には賛同するぜ。組織の長としてこういう事も許容しないといけないときは来る。そうだろう?」
「……ええ、その通りです。不快な発言をして申し訳ありません」
「気にしとらんよ。そう言われるだけの事はしとるからな」


 アザゼルさんは親父のやってることに理解を示しフォローを入れる。それを聞いたミカエルさんは親父に頭を下げたが親父は気にしていないと返した。


「しかし前に見たような化け物たちと違って余裕で勝てそうには思えますね」
「うむ、ここいらにいる生物は捕獲レベルは10〜30くらいじゃからな。グルメ界の生物と比べれば可愛いもんじゃろう」
「グルメ界……確かあの恐ろしい化け物たちが生息する地域の事ですか。確かこの星の7割がそんな地獄みたいな場所なんですよね?」」
「うむ、この後実際にグルメ界
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