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ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第93話 三大勢力よ、いらっしゃい!初めての異世界旅行、これがグルメ界だ!
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はこれからIGOがどんな組織なのかを説明していきますねー」


 リアスさんがこの場所がリーガル諸島だと言うと、ルフェイは笑みを浮かべてそう答えた。


「いかがなさいますか、サーゼクス様」
「ここまで来たんだ。素直に着いていく事にしよう」


 グレイフィアさんはいきなり別の場所に飛ばされたことを警戒してるようだが、サーゼクスさんは素直に着いていこうと答える。


「バラキエル、異世界っていうのは本当に存在していたんだな!いやぁ〜俺もあるんじゃないかとは思ってたんだけど実際に来れるとはなぁ。長生きはするもんだぜ」
「お前は何処に行っても変わらんな、はぁ……」


 アザゼルさんも異世界の可能性は考慮していたようで、実際に来たことでテンションを上げていた。そんな彼を見てバラキエルさんは呆れた様子を見せる。


「いざという時は頼みますよ、ストラーダ猊下」
「承知いたしました、ミカエル様。しかしそのような事態にはならないと思いますぞ」
「何故そう言えるのですか?」
「ふふっ、老兵の感ですよ」


 トップ3人の中で一番警戒しているミカエルさんはヴァスコさんにそう言うが、彼は余裕のある笑みを浮かべてそう答えた。


 歳で言えばミカエルさんの方が圧倒的に上だが、人間と天使では年を取る感覚が全く違う。老兵と言える歳のヴァスコさんだからこそああも余裕が持てるのかもしれないな。


 そして三大勢力のトップを交えたG×Gツアーが開催された。



―――――――――

――――――

―――


「こ、これは……」
「なんとも異様な光景だ……」
「まったく知らねえ生き物がうじゃうじゃいやがるな……」


 移動しながら親父はサーゼクスさん達にこの世界の事を色々説明した。IGOの目的を話した後食料を大量に生産している工場を見てもらった。


 そして今はチェインアニマルの作られる施設を見てもらっている。


 多種多様な生き物たちが生きている姿を見て驚くアザゼルさん達に「リアスさん達にもあんな時期があったなぁ……」と懐かしさを覚えていた。


「ここは第1ビオトープ、通称『リーガル諸島』と呼ばれる島じゃ。ここではワシらが生み出した様々な生物たちが独自の生態系を作り上げておる」
「えっ、ここに居る生物はあんた達が作ったっていうのか!?」
「うむ、全てではないがな」
「まさかあれだけの数の生物を人工的に生み出しちまうとはな……俺達の世界でもクローンの研究はされているがこちらと比べれば雲泥の差だな」


 アザゼルさんは研究者でもあるからか、人工的に生み出された私物を興味深そうに見ていた。


「因みにこれはこの島に生息しとるロックドラムという生
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