暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D イッセーと小猫のグルメサバイバル
第93話 三大勢力よ、いらっしゃい!初めての異世界旅行、これがグルメ界だ!
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を説明した。すると親父はシュウを入れているケースはグルメ界で取ってきた物質で作られているため破壊は困難だと説明する。
リアスさんとサーゼクスさんが例外になったのは二人が滅びの魔力を使えるからだろう。
親父は簡単に防いだしグルメ細胞には再生されるから効果が無いように思えるが、実際は問答無用で物質を消し去る滅びの魔力はヤバいからな。
「因みにシュウが死んでも3回ほどは異世界を行き来できるほどの次元力を既にこの装置は蓄えておるからおかしな考えはせん方がええぞ?」
「……肝に銘じておきます」
親父は釘を刺すようにサーゼクスさん達にそう言った。
場合によってはシュウを殺して異世界の行き来をできなくすることもできるからな、サーゼクスさん達がそんな軽率な行動をするとは思っていないが念のために言ったのだろう。
まあそれだけの次元力を蓄えられたのは黒歌が持っている異次元七色昆虫のエースのお蔭なんだけどな。
「さて、それじゃ早速向かうとしようか」
親父がボンゴレ・リングを作動させると輪の中心に光る渦のようなものが生まれた。これで異世界に行けるのか。
俺達は恐る恐る輪の中に入るとそこは最近お菓子の家の地下に作った食料保管庫の一室だった。
「こんなところに装置を置いたのか」
「うむ、上だと装置の熱でお菓子が痛んでしまうからな」
確かに地下なら涼しいしアイスなどを保管する冷凍室もあるから熱を下げるにはいいのかもしれないな。
因みにD×Dの方のボンゴレ・リングは無機質な機械だけど、G×Gの方はドーナツのような見た目をしている。
ブルマさんの遊び心って奴だな、お菓子の家ともマッチしてるしセンスが良いぜ。
「ここが異世界か?なんだか狭いな」
「ここはG×G側の俺の家の地下ですよ。異世界には来ていますので安心してください」
「ふむ、確かに見た事の無い食べ物が置かれているね」
アザゼルさんにここが何処だと聞かれて家の地下だと話す、サーゼクスさんは見慣れない食材を見て異世界であると判断したようだ。
「皆さん、こんにちは!今回案内を担当させていただくルフェイです!」
「ルフェイ?」
そこに俺の弟子であるルフェイが姿を現した。
「ルフェイ、案内ってどういう事だ?」
「えへへ、それは後で説明しますよ」
ルフェイはフロルの風を取り出した。
「今から移動しますので動かないでくださいねー」
ルフェイがそう言ってフロルの風を使うと、俺達は前に見た場所に来ていた。
「ここって確か第1ビオトープの研究所よね?リーガル諸島にワープしたの?」
「はい、皆さんに
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