暁 〜小説投稿サイト〜
ドリトル先生のダイヤモンド婚式 
第九幕その十二

[8]前話 [2]次話
「それも充分過ぎる程だね」
「道を踏み外しているよ」 
「運動家になったらね」
「日本の運動家は酷いからね」
「学生運動のあれだよね」
「リベラリズムじゃないんだ」
 先生はここでこの言葉を出しました。
「これがね」
「過激派だよね」
「うん、自分以外を認めないね」
「そんな人達だね」
「だから問題なんだ」
 日本の運動家と言われる人達はというのです。
「沖縄の基地の前でも酷いね」
「暴れてるね」
「だからヤクザ屋さんと同じだけだよ」
「先生も酷いって言うんだね」
「オリンピック反対でもそうだったね」
「日本のね」
「もう自分達の意見ばかりでね」 
 それでというのです。
「出場する選手の人達のことは考えていなかったね」
「感染症を口実に日本での開催を潰そうとしているのは明らかだったね」
「そう、ああした風だとね」
「自分達以外から嫌われるね」
「僕は開催されてよかったと思ってるよ」
 先生としてはです。
「本当にね」
「いい大会だったね」
「そうだったしね」
「選手の人達も頑張ったし」
「彼等は自分しかないんだ」
「自分達の意見しかないね」
「それでそれ以外は認めなくてね」 
 そうしてというのです。
「その為には暴力も辞さないんだ」
「だから道を踏み外しているね」
「沖縄の基地の前の人達とか平日にデモをしている人達はずっとそうしていてね」
 それでというのです。
「その生活も気になるしね」
「お仕事は何かって」
「そのことも気になるし」
「本当に道を踏み外してるね」
「ああなったらね」
「そうよね」
「僕も気を付けているよ」
 先生はこうも言いました。
「そんな人にならない様にね」
「反面教師ね」
「無神論者が皆そうではないけれど」
「そうした人を知ってるからよね」
「実は今お静さんが話したみたいな人もね」
「知ってるわね」
「だから今も言うんだ」 
 そうしているというのです。
「絶対にああはなるまい」
「そう思うわよね」
「うん、そうした人達を見ていると」
「尚更よね」
「ここまで道を踏み外したらね」
「終わりだって思うのね」
「心からね」
 まさにというのです。
「思うからだよ」
「それでよね」
「気を付けているしこれからもね」
「気を付けているわね」
「そうしていくわ」
 こう言ってでした、そうしてです。
 先生は皆と晩ご飯を食べました、そうしながらさらにお話するのでした。
[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ