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フェアリーテイルに最強のハンターがきたようです
第10章 アルバレス帝国編
第45話 集結
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様子で口を開いた。
「承知いたしました。アレン様の名の元、かつてのフェアリーテイルのメンバーにお伝えしましょう」
「なっ…ヒスイ王女!アレン殿の許可もなく…」
ヒスイの言葉に、アルカディオスが驚いた様子で口を開いた。
「…アレン様は言っておりました。『フェアリーテイルは必ずや復活を果たします』と…。アレン様はフェアリーテイルを再び結成されるおつもりだった…。それが今であると、私は確信しております」
アレンがそのようなことをヒスイに行っていたと知り、ナツとハッピーは一瞬目を見開くが、すぐに嬉しさから笑みを零す。
「やっぱ、アレンはアレンだな!!」「あいっ!」
ナツとハッピーは、そう言い残し、玉座の間を後にした。

ヒスイを始めとした王国関係者は、アレンのフェアリーテイル脱退とフェアリーテイル解散の報を受けた1年前、アレン含め、すべてのフェアリーテイルの動向を追っていた。殆んど全てのギルドメンバーの現在状況を把握していた王国は、すぐさま使者を派遣し、先のナツとの会合で決定した内容の旨を伝えるに至る。
アルバレスに交渉に行っているマカロフと、ファースト・ディマイス・ウォー以前から旅に出ているギルダーツ、そして先の黒竜との戦いから消息が分かっていないアレンの3名を除き、先の話の伝達をするに至る。
ナツとハッピーは、玉座の間を出た後、ルーシィの先の経緯を話すと、『アレンの名の元にフェアリーテイルを復活させる』という話に少し驚いた様子を見せていたが、二つ返事でそれに乗っかることとなり、急ぎ荷物をまとめてマグノリアの街へと向かった。

アレンの名の元、フェアリーテイル復活の報と、マグノリアのフェアリーテイルギルドに集まってほしいという王国の使者の話に、1年前と変わらずマグノリアの街に滞在していたヒスイとミノトは、忙しない様子で封鎖されたギルドを解放し、アレンを、そして皆を見返る準備を進めていた。
そんな折、蛇姫の鱗に身を寄せていたウェンディとシャルルが一番乗りで姿を現す。
「あら、私たちが一番乗り?」
「そうみたいだね、シャルル!!」
少し誇らしげなシャルルに、ウェンディが嬉しそうに答える。
「お待ちしておりました。ウェンディさん、シャルルさん」
「あらあら、少し大きくなられたのではないですか?ウェンディさん?」
ミノトとヒノエが、そんな2人の姿を見て、それぞれに口を開く。
「えーと…そんなに変わりません…身長も、お胸も…」
「姉さま、どうやら失言だったようです」
ウェンディの言葉に、ミノトが少しの戸惑いを見せるが、それをフォローする間もなく、新たな来訪者が現れる。
「なんだよ…。呼び出しといて、当の本人がまだきてねーのかよ…」
「私達の方が早かったようですね、グレイ様」
「しかし、酷い有様だな…埃まみれもいいところだ…
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