R3話 張り巡るHint【伏線】
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アイドル同好会は既に廃部になってしまった。故に入部という道は実質的に断たれたと言ってもいい。かと言って、虹ヶ咲のネームを使わずに独自でアイドル活動をするのも少し無謀さが否めない。
考えるうちに、無意識の中で侑は右胸へと手をやっていた……すると。
「痛っ!!!」
「侑ちゃん!?どうしたの!?」
「何か胸が痛い……もしかして…あの時の???」
この痛みは間違いなく、エグゼイドと名乗るライダーが放ったパンチによるものだ。
エグゼイド ムテキゲーマー???その圧倒的なパンチは君たちの知るムテキゲーマーよりも遥かに強力で、底知れぬ強さを見せている。
その一撃はゼロワンの装甲を意図も容易く崩壊させた……むしろ、その程度の怪我と損害で済ませるように調整されているとすれば……恐ろしいのではないか?
「大丈夫?病院は行かなくて?」
「う、うん。平気、平気。」
「無理しないでよ????それにしてもあの人……私のユーちゃんを……許せない許せない……」ボソボソ
「ん?どうかした?」
「ううん。自分のことも大切にしてねって思ってたの。」ニコニコ
「ありがと歩夢♪」
一瞬ハイライトの消えた歩夢だが、侑に感謝されたことで一気に目が輝きを取り戻す。
彼女の秘められた激情……怒りか悲しみか。侑を傷つけられた瞬間に人が変わったように呪詛を送り続けた???その先に何があるかは見ものである。
????※????
「あのイジワル生徒会長!!」
カフェテリアでボヤく普通の人間 中須かすみ……歯軋りさせてコッペパンを噛みちぎる。
そんな彼女の頭を撫でる少女が1人。
「怖かったね……でも生徒会室に忍び込んだりするからだよ?」
「グゥ〜!」
怒り収まらぬかすみ???彼女の目的……それは部室のネームプレートの奪還及び、部室復活。奪還は成功した。
しかし肝心の部室は??ワンダフォーゲル部に乗っ取られていた。
その負けを遠吠えしたくて今に至るというわけだ。
「そっか……部室無くなっちゃったんだ????」
落ち込む少女……彼女の名は桜坂しずく。かすみと同じく一年生のスクールアイドル同好会のメンバー。演劇部と掛け持ちしている面倒見のいい淑女。
かすみはそんな彼女に檄を飛ばす。
「こうなったら徹底抗戦だよしず子!」
「えぇ……」
「何その反応!このままだとスクールアイドル同好会は本当に無くなっちゃうんだよ!?」
「それはわかってるんだけど???」
『策なき者に抵抗はできないよ。』
「「!?」」
再びかすみの前に現れる???この男 伊口イフト。何か重厚感のあるBGMが流れてそうな登場……失敬、話がそれ
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