第9章 解散編
第44話 爾後
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、男の方は少女を吸収したような動作を見せた後、変身して見せ、あの卍解状態のアレンと同等と言わしめるような力を見せたのだ。
それもあり、アレン&謎の男vsアクノロギア&アルバトリオンの戦いは、これまた両者とも引く形で決着を預けた。
そんな地獄のような様相を見せる戦闘の地に、果敢にも歩みを進めていたのは聖十のウォーロッドとジュラ並びに王国兵士、そして元フェアリーテイルメンバーであるエルザ、カグラ、ウル、ウルティア、ミラ、リサーナ、ジェラール、リオンであった。
だが、この全てがフィオーレ王国の東部から向かったこともあり、バルファルク戦と同様、到着した際にはすでに蛻の殻となっていた。いや、到着したというのは語弊があっただろう。
戦闘が繰り広げられていたとされる場所は、土地ごと消滅していたのだ。その様相に酷く怯えた様子を見せる先の集団であったが、エルザやカグラ達はその様相を目に移しながら、握りこぶしを携え、「くそぉぉぉぉ!!!!」と怒号を放つこととなった。
後に、謎の男と少女の存在を新生評議院がエルザ達に話すと、それがスタークとリリネットであることを瞬時に理解し、ことの経緯を話した。ウルキオラと同郷であるという不安はありながらも、アルバトリオンの討伐を目的とする2人の話を聞き、先の2人を一応は味方として認識するに至る。
そして、その後は特に大きな戦闘や事件はなく、フェアリーテイルの解散から1年が経とうとしていた。
私の名前はルーシィ。
アレンさんのフェアリーテイル脱退後、訳も分からず、その日のうちにフェアリーテイルそのものが解散となり、私は暫く落ち込んでいた。以外にも、他の皆は前向きに別々の道を歩んでゆき、真意はわからないが、マスターの言葉を受け止めている様子であった。でも、私は中々その落ち込みから脱却できなかったんだけど、解散から2か月がたった時点で週刊ソーサラーの記者であるジェイソンから仕事に誘われ、それを二つ返事で承諾した。それもあり、マグノリアから首都クロッカスへと引っ越した。
だけど、どの直後に衝撃的な事件が起こる。なんと、天彗龍バルファルクによって評議員が壊滅…。しかもその一か月後、アレンさんが先の天彗龍バルファルクと接触、戦いを始めたのだ。私はジェイソンさんに休暇を貰って事の経緯を調べていたんだけど、場所は王国の北西…。この首都クロッカスからは1000qほど離れていた。今から向かっても、恐らくアレンさんに会うことはできない。そんなもどかしい気持ちを抱えながら戦いの結果の一報を待っていたんだけど、両者とも引く形で決着がついたみたい。とりあえず、アレンさんは無事なようで安心した。
…でも、その後にもっと衝撃的なことが起きた。なんと、先のバルファルクやアクノロギアをも超えるアルバトリオンと、アレンさんが戦闘していると情報が入ったから
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