西ゼムリア通商会議〜西ゼムリア通商会議の開催〜
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2月25日――――――
七耀歴1205年――――立春。リベール王国第26代女王、アリシア・フォン・アウスレーゼの呼びかけによって開催される事になった『西ゼムリア通商会議』が始まった。
西の大国全土を異世界の大国メンフィルと共に制圧した新興の大国、クロスベル帝国からは”黄金の戦王”ヴァイスハイト・ツェリンダー皇帝とクロスベル帝国のもう一人の皇帝―――ギュランドロス・ヴァスガン皇帝の名代にしてギュランドロス皇帝の正妃ルイーネ・サーキュリーー―――――
北東にあるレミフェリア公国からはかつてクロスベルで行われた『西ゼムリア通商会議』にも参加したアルバート大公―――
開催国であるリベール王国からはアリシア女王に加えてクローディア王太女――――
異世界の大国、メンフィル帝国からは現メンフィル皇帝のシルヴァン・マーシルン皇帝――――――
今回の国際会議が開かれる切っ掛けとなった国際問題の元凶の国であるエレボニア帝国からはアルバート大公同様クロスベルで行われた『西ゼムリア通商会議』にも参加したオリヴァルト皇子に加えてユーゲント皇帝の嫡子の一人であるセドリック皇太子と亡命政府の代表者であるレーグニッツ知事、そして亡命政府の支援者にしてヴァイスラント新生軍の”総主宰”ミルディーヌ公女――――――
いずれも国賓クラスのVIP達が今まさにリベールに集まりつつあった。
〜キルシェ通り〜
王都近郊の街道、『キルシェ通り』からは多くの車両や馬を駆る騎士達、更に空は様々な騎獣を駆る騎士達に守られるように囲まれ、エクリアが運転する黒いリムジンの中にはシルヴァン皇帝が補佐役であるセシリアと共に乗っており、リムジンはエルベ離宮に向かっていた。
〜グランセル国際空港〜
空港にはエレボニア帝国の高速巡洋艦”カレイジャス”、ヴァイスラント新生軍の旗艦”パンダグリュエル”の揚陸艇、そしてクロスベル帝国の巨大戦艦”ヴァリアントが停泊し、カレイジャスからはミュラーやアルゼイド子爵、トワ達”紅き翼”と共にセドリック皇太子とオリヴァルト皇子、レーグニッツ知事が現れ、揚陸艇からはオーレリア将軍やラマール領邦軍の軍人達と共にミルディーヌ公女が現れ、ヴァリアントからはクロスベル帝国の軍人達やアレックス・ダドリー達クロスベル警察の”捜査一課”の刑事達と共にヴァイスとルイーネが現れ、レミフェリア公家専用の飛行艇からは護衛であるレミフェリア公国の軍人や警官達と共に現れたレミフェリア公国国家元首、アルバート・フォン・バルトロメウス大公とルーシー・セイランド秘書官はそれぞれリベールが用意したリムジンや車両に乗り込み、王国親衛隊が運転する装甲車
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