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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
西ゼムリア通商会議〜西ゼムリア通商会議の開催〜
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リストの集団の撲滅”という認識で戦ってきたつもりだ。」

「な――――――」

「ええっ!?オ、オズボーン宰相達――――――エレボニア帝国軍や政府を”テロリストの集団”扱いするなんて……!」

「………シルヴァン陛下。一国の”宰相”を”テロリストの首謀者”扱いする事もそうですが、エレボニア帝国の政府や軍を”テロリストの集団”と認識する事は幾ら何でも無茶な言い訳かと思われるのですが。」

シルヴァン皇帝が口にした驚愕の指摘にレーグニッツ知事は思わず絶句し、クローディア王太女は驚きの表情で声を上げ、アリシア女王は真剣な表情で指摘した。



〜待機室〜



「オ、オズボーン宰相達が”テロリストの集団”って……!」

「む、無茶苦茶過ぎる……!」

「オジサン達をテロリスト扱いすることもそうだけど、”テロリストの撲滅という大義名分”でエレボニアに侵略するとか無茶苦茶な理論じゃん!?」

一方その頃待機室で会議の様子を見ていたアリサとマキアス、ミリアムはシルヴァン皇帝の発言に信じられない表情で声を上げ

「確かに無茶な理論ではあるのだけど……今回の戦争の件でのオズボーン宰相達の所業を考えてみると、そう言われても仕方ないかもしれないわ……」

「はい……クロイツェン州全土の”焦土作戦”や”アルスター襲撃”は”テロ”と判断されてもおかしくない出来事でしたし……」

「それよりもこの会議でオズボーン宰相達が正式に”テロリスト”に認定されたら、不味い事に発展するかもしれないわよ……」

「ああ………ギリアス達が正式に”テロリスト”認定されちまえば、”テロリストに支配されたエレボニアをテロリストから解放する”や”テロ撲滅”という大義名分の下、未だギリアス達の所に残っている帝国軍の残存戦力全てが”テロリスト扱い”されて連合と新生軍が帝国軍の残存戦力全てを”殲滅”する事が各国に認められちまうかもしれねぇぞ。」

「それどころか、最悪は連合や新生軍だけでなく各国――――――リベールもそうだが、レミフェリアの戦力との共闘による殲滅もありえるな……」

エレインとトワは複雑そうな表情で答え、サラとクロウ、ジンはそれぞれ厳しい表情である推測をした。

「そ、そんな………」

「くっ……幾ら”義”はヴァイスラント新生軍にある事を示す為とはいえ、祖国の正規軍がテロリスト扱いされることを許容するとは、ミルディーヌ公女は何を考えている……!?」

サラ達の推測を聞いたエリオットは不安そうな表情を浮かべ、ユーシスは厳しい表情を浮かべて映像に映っているミルディーヌ公女を睨んだ。



〜紋章の間〜



「あら、現にオズボーン宰相達現エレボニア帝国政府は我ら連合との衝突が近い事を悟ると、時間稼ぎ
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