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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
西ゼムリア通商会議〜西ゼムリア通商会議の開催〜
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した際に、私達リベールは不戦条約の提唱者として、そしてエレボニアとメンフィル、双方の友好国としてエレボニア帝国とメンフィル帝国の戦争を阻止する為にもメンフィル帝国には内戦が終結するまで内戦の件でのメンフィル帝国とエレボニア帝国の間に発生した国際問題の解決を思い止まって頂くように言葉を尽くしました。その甲斐もあり、寛大な御心を持つメンフィル帝国には2度もエレボニア帝国に戦争を仕掛ける事を思い止まって頂けたのですが、2度目の話し合いの後、当時の話し合いの際にメンフィル帝国の代表者として出席されたリウイ陛下より『幾ら盟友のリベールの頼みであろうと”3度目はない”事やこれ以上エレボニアを擁護する事を行えば、メンフィルはメンフィルとエレボニアの戦争の際リベールを第三者――――つまり、”中立の立場”として認めない為リベールの仲介には応じない』という忠告をされた事で私達は”加害者”であるエレボニア帝国の擁護ばかりをして、”被害者”であるメンフィル帝国には負担と我慢ばかりを強いさせてしまった事に気づき、内戦が終結した後両帝国間の国際問題を解決する為にもリベールがメンフィル帝国より”リベールは中立の立場”である事を認めて頂く必要があると判断し、リウイ陛下――――――いえ、メンフィル帝国の忠告に従う事を決めたのです。」

「そして今回の戦争ではメンフィル・クロスベル連合とエレボニアの戦争に巻き込まれた事で”国防”の為とはいえ、リベールも出兵し、メンフィル・クロスベル連合と共に多くのエレボニアの兵達の命を奪ってしまいました。その件とメンフィル帝国の忠告の件を考慮した結果、”今回の戦争の件でメンフィル・クロスベル連合によるエレボニア帝国への賠償内容にリベールには意見をする資格がない”と判断したのです。」

「そんな………」

「確かにお二人の仰っている事にも理解できますが、”リベールが戦争に巻き込まれたからこそ、連合のエレボニアへの賠償内容に意見する資格が発生する”事で、内戦の件でのメンフィル帝国の忠告の効果も消えると思われますが。」

アリシア女王は静かな表情で、クローディア王太女は辛そうな表情でリベールの決断の事情を説明し、メンフィル・クロスベル連合も意見を無視する事ができないと思われたリベールが連合のエレボニアへの賠償内容について”不干渉”を貫く事で賠償の件で”中立としての立場”でエレボニアを擁護できる国は実質レミフェリアのみであるという事実にルーシー秘書官は不安そうな表情を浮かべ、アルバート大公は真剣な表情で意見をしてアリシア女王とクローディア王太女に賠償の件でリベールも意見をする事を説得しようとしていた。

「戦争に巻き込まれた件で父上―――我が国の忠告の効果も消えるという発言に関しては特に文句等はないが………それよりも今回の”西ゼムリア通商会議”にレ
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