西ゼムリア通商会議〜西ゼムリア通商会議の開催〜
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の先導によってエルベ離宮に向かった。
同日、13:00――――――
各国のVIP達のエルベ離宮入りの完了と離宮前でのアリシア女王による『西ゼムリア通商会議』の開催の宣言が終わり、会議までの準備時間が過ぎると会議が始まり、それぞれの護衛として離宮入りしたアリサ達”紅き翼”、ロイド達”特務支援課”、そしてリィン達”灰獅子隊”は部屋に備え付けてある画面端末で会議の様子を見守り始めた。
〜エルベ離宮・紋章の間〜
エルベ離宮の最奥である紋章の間には会議用のデスクが設置されてあり、各国の首脳陣、アリシア女王やクローディア姫がそれぞれ席についており、さらにエステル達が窓際で警備をしていた。
「議事進行は僭越ながら私、クローディア・フォン・アウスレーゼが行わせていただきます。会議は一度休憩を挟んで、約5時間を予定しております。ただし進行次第では多少の延長はありえますのでよろしくご了承ください。それと―――会議に際して4名のオブサーバーに参加してもらっています。遊撃士、エステル・ファラ・サウリン・ブライト、ミント・ルーハンス・ブライト、ヨシュア・ブライト、女神フェミリンス。遊撃士協会と言う中立的立場から本会議の安全を保障してもらうため、参加を要請しました。」
「えっと……エステル・ファラ・サウリン・ブライトです。今日はよろしくお願いします。」
「マ……じゃなくてエステルの養女のミントと申します。本日はよろしくお願いします。」
「―――遊撃士協会所属、ヨシュア・ブライトです。誠心誠意、務めさせて頂きます。」
「我が名はフェミリンス。エステル達と同じく此度の会議の安全保障の為に参加を許された者です。以後お見知り置きを。」
クローディア王太女に促されたエステル達はそれぞれ自己紹介をした。
「フッ、”通商会議”の件を考えれば遊撃士協会からの代表者も参加すると予想していたが、まさか君達が代表者とはね。」
「本日はよろしくお願いします。」
「オルディスに続いて、今回もお世話になるよ。」
エステル達が自己紹介を終えるとオリヴァルト皇子は微笑みながらエステル達を見つめ、セドリックはエステル達を見つめて頭を下げ、レーグニッツ知事は軽く会釈をし
「フフッ、去年の西ゼムリア通商会議の件を考えればA級が参加する事は想定していましたが、まさか史上初のSS級に加えて大陸全土で僅か4人しか存在しないS級正遊撃士であるお二人をも”会議の安全保障”の為に参加してもらえるなんて、さすがはアリシア女王陛下ですわね。」
ミルディーヌ公女は微笑みながらアリシア女王を賞賛した。
「ファラ・サウリン卿達はリベールは当然ですが、メンフ
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