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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第五十三話 断罪王Z 対 断罪王C〈カオス〉!いい歳したフリーターをバカにする専業主婦はぬか床に漬けた自転車のサドルでも食ってろ!
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そして、なにより秩序を無秩序に変化させる能力が発動していないことが、断罪王C〈カオス〉のエネルギー切れを証明していた。
「お、お前は最初から私のエネルギー切れをねらっていたのか?」
「その通りだ妹よ、お前も断罪王の操縦者なら身体エネルギーの消費と断罪王の能力の消費エネルギーが同時に行われていることぐらい知っていたはずだ」
「だからあえて、跳ね返ってきても、大したダメージにならない人間を私に放り投げてきたのか!」
「そうだ、お前は断罪王の力に頼り過ぎた。そしてエネルギーの計算を無意識に忘れてしまっていた。それがお前の敗因だ、死ね」
断罪王Zの両手チョップが断罪王C〈カオス〉の両脇腹に直撃する。
横に真っ二つに切り裂かれた断罪王C〈カオス〉の体が市街地に落下して建物と罪なき人々を押しつぶす。
そして俺は光になって消える断罪王C〈カオス〉を見届けながら 断罪王Zの変神を解いた。
これでもう、ザナは俺のせいで苦しまずに済むんだ。
俺は断罪王C〈カオス〉の力で変わってしまったザナを救ったんだ。
俺は自分にそう言い聞かせながら、家に帰ることにした。
次回予告 第五十四話 断罪王Z 対 断罪王D〈ドミネート〉! いい歳したフリーターをバカにする、ろくにバイトもしない専業主婦は下水道の汚水でも飲んでろ!
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