暁 〜小説投稿サイト〜
超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
 第五十二話 断罪王Z 対 断罪王B〈ブラスト〉!いい歳したアルバイトをバカにする専業主婦は白飯に消しカスでもぶっかけて食ってろ!
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
兵器、銀色のボディが特徴的な断罪王Zと深緑色のボディが特徴的な断罪王B〈ブラスト〉が向かう合う。
「爆発を司る断罪王!断罪王B〈ブラスト〉の力を味わいなさい!」
断罪王B〈ブラスト〉の両目が光る。
断罪王Zの全身に爆撃が直撃する。
「断罪王に変神してしまえばこっちのもんよ!」
全身に爆撃を受ける断罪王Z、そして食品工場や周りの市街地も爆発する。
「アハハハハハハッ!私より顔と頭がよくて幸せそうなやつらなんか、みんな爆発してしまえばいいのよ!」
「うあああああッ!お前!どうしてこんなひどいことを!」
「都合のいい時だけ善人面してんじゃないわよ!この暴力愛好家が!それにメシアに断罪王の操縦者に選ばれた時点であんたも所詮私と同じ社会不適合者なのよ!あんたに私に偉そうに説教する資格なんてないのよ!」
周りの市街地が罪なき人々の悲鳴と共に爆炎に包まれる。
「アハッハハッ!みんな爆発してしまえぇぇぇぇッ!」
「お前...爆破を楽しんでるだろ?」
「そうよ、あんたが暴力が好きなのと同じよ!」
断罪王B〈ブラスト〉の目が光る、断罪王Zの全身を爆撃が襲う。
「うあああああッ!俺は...お前とは違う!お前はメシアに与えられた断罪王B〈ブラスト〉の力を自分の力と勘違いしているだけだ!俺は、断罪王の操縦者になる前から他人に暴力を振るうのが大好きだった!でも俺の暴力が弱ければ、弱いほど、俺がケンカで死ぬ確率も上がる!だから、俺は努力した!大好きな暴力をもっと好きになれるように!大好きな暴力でもっと気持ちよくなれるように!」
「それがどうしたァァァァァァァッ!」
銀色のボディが特徴的な断罪王Zの全身が爆撃で真っ黒になる。
「これだけの爆撃を受けながら、まだバラバラにならないなんて...」
「お前は他者から与えられた力を自分の力と勘違いしてるだけのバカだ!」
真っ黒焦げになった断罪王Zが断罪王B〈ブラスト〉に近づいてくる。
「く、来るなァァッ!」
断罪王Zの全身に爆撃が直撃する。
「俺はお前と暴力で語りあいたいんだよ!」
「な、なぜ死なない!こっちに...こっちに来るなァァァァァァッ!」
なぜ、断罪王Zが死なないのか?
それは断罪王Zの操縦者、暴田リキの暴力に対する愛と執念が断罪王Zの生命力を急激に上昇させているからからだ。
「俺の魂が暴力を愛する限り、お前に俺は倒せない」
断罪王Zの右手が断罪王B〈ブラスト〉の顔を掴み、胴体から離す。
断罪王B〈ブラスト〉の首の断面から放たれる大量の血のシャワーが市街地を包む爆炎を消火していく。
消火が終ると、断罪王B〈ブラスト〉の首と胴体が光に包まれて消える。
瓦礫の山と化したバイト先の食品工場。
俺は日雇いバイトの給料ももらえないまま、自宅に向かって歩き続ける。

次回予告 第五十
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ