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超地球救済戦記!断罪王Ω〈オメガ〉〜戦争もやめねぇ!環境破壊もやめねぇ!バカで愚かな人類は身長170センチ以下の無職童貞ニートの俺が全員滅亡させる?〜
第五十一話 超地球救済戦記!断罪王Z〈ゼット〉?断罪王Z 対 断罪王A〈アビス〉!いい歳した非正規雇用者をバカにする専業主婦は鉛筆の削りカスでも食ってろ!
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全速力で走りながら不良を追いかける。
「俺の暴力はまだ終わっちゃいねぇんだよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉッ!」
俺は走りながら悲鳴を上げながら逃げる不良たちに向かって怒鳴る。
「おいよぉ!お前たちがなんでこの世界に生まれてきたのか知ってるかぁぁぁぁぁッ!」
俺は一番足の遅い不良の背中に飛び蹴りを直撃させる。
そして、そいつの耳元で大声で怒鳴る。
「お前たちがこの世界に生まれてきたのはなァッ!今日、俺に暴力で殺されるためだぁぁぁぁッ!」
よく見ると、俺の飛び蹴りで転倒した不良の頭部から流れた血液をコンクリートの地面に赤いシミを作っている。
「あと三人...あと三人だァァァァァァッ!」
パトカーのサイレンの鳴る音が深夜の街路に響き渡る。
パトカーのサイレンの音に急に正気に戻った俺は臆病な自分に情けなさを感じつつも、家に帰ることにした。
「おめでとうございます、あなたは地球の意思に終末を司る二十六番目の断罪王に選ばれました」
深夜の道を歩いているとパーカーを着たつばの長い帽子をかぶった美少女が話しかけてきた。
「なんだお前!」
「私の名はメシア。これをどうぞ」
メシアが俺に一冊の本を手渡してくる。
「その週末黙示録を読めば、あなたは神に等しき力持つ存在、断罪王になれます。でも、この世界にはあなたのほかにも断罪王の力を持った人間があと二十五人もいます」
「せっかく神様になっても、同じ力を持った神があと二十五人もいたら、全然おもしろくねぇよ!」
「その通りです、もしあなたがこの世界で本当の意味で神になり、この世界を支配したいと望むのであれば、あなたは残り二十五体の断罪王を殺さなくてはなりません」
「なるほど、俺以外の断罪王を全員、殺さないと、俺はこの世界で本物の神様にはなれないってことだな」
「その通りです、ではまたどこかでお会いしましょう。断罪王Z〈ゼット〉」
メシアはそう言い終えると近くのコンビニに停めてある自転車に乗ってどこかへ行ってしまった。
「断罪王Z〈ゼット〉?二十六番目の断罪王...?ああ、そういうことか、二十六ってアルファベット二十六文字のことか!じゃあ、俺が最後の断罪王ってことなのか?でもどういう基準で俺が断罪王に選ばれたのかさっぱりわからん」
三台のパトカーが俺の前で止まる。
警官が俺に怒鳴る。
「お前、公園で暴れていた奴らの一人だな!」
「ふざけんな!俺は公園にも行ってねぇし、だれにも暴力なんか振ってねぇよ!」
「じゃあ、そのズボンのポケットのふくらみはなんだ!公園で発見された遺体の衣服やバッグからは財布が見つからなかった!」
「俺は財布なんか盗んでねぇよ!」
「嘘ついてんじゃねぇと!じゃあ、なんでお前そんなに傷だらけなんだ!とにかくポケットの中を見せてみろ!」
まずい、ポケット中の財布を見られ
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