第二千五十六話 嫉妬していたのか
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第二千五十六話 嫉妬していたのか
赤穂浪士の討ち入りですがその前にお殿様だった浅野内匠頭さんと吉良上野介さんの確執があったと言われています。
吉良さんの領地でもお塩を作っていたのですが浅野さんの赤穂藩のお塩の質が良くて商売に負けていたというのです。
それで吉良さんがこのことで嫉妬して浅野さんをいじめていたそうですが。
「これは本当か?」
「どうでしょうか」
日本はフランスに尋ねられて首を傾げさせました。
「当時色々言われていましたが」
「お前その時現場にもいたよな」
「はい、江戸城に」
まさにその場所で、です。
「ですが実は烏帽大紋のお話もなく」
「あれなかったのかよ」
「賄賂を贈らなかったというのも」
このこともです。
「当時は付け届けでお金も贈るのは常識で」
「賄賂じゃなかったな」
「浅野さんも贈っておられました」
お金もです。
「そしてお塩のお話も」
「疑問が付くんだな」
忠臣蔵のお話は吉良さんが悪かった訳ではないみたいです、歌舞伎でも時代劇でも散々悪く言われていますが。
第二千五十六話 完
2022・8・24
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